ミュージカル『ミス・サイゴン』が2026年~2027年に上演されることが決定し、オーディションの開催が発表された。

舞台はベトナム戦争末期、陥落間近のサイゴン。エンジニアの経営するキャバレーで知り合った、ベトナム
人の少女・キムと米兵クリスの2人の愛、サイゴン陥落でのドラマティックな別離。そして、戦後の運命的な
再会。そして、キムの子タムへの究極の愛。これをすべて歌で表現する物語。舞台装置も観客の度肝を抜くもので、サイゴン陥落のシーンでは舞台に実物大のヘリコプターが登場する。

『ミス・サイゴン』は、プロデューサーがサー・キャメロン・マッキントッシュ、作アラン・ブーブリル、作曲クロード=ミッシェル・シェーンベルクという『レ・ミゼラブル』を世に送り出したチームの第2弾として製作され、1992年からの1年半のロングランでの日本初演以来、通算上演回数1,569回を重ねた。

2012年からはスピーディさとドラマティックさを併せ持った新演出版で、日本全国各地で上演。2014年、2016年と帝劇ほか全国で公演を行い、2020年には帝劇及び全国8都市での公演を予定していたが、新型コロナウイルス感染防止のため全日程が中止となった。その後、2020年公演に出演予定だったキャストのほとんどが集結し、2022年7月に帝劇で開幕、11月の埼玉・川越まで全国において、日本初演30周年記念公演を上演した。

そして今回、2026年に4年ぶりの上演が決定した。この新たなステージに向け、次世代を担うキャストを見出だすオーディションを大々的に開催する。オールキャストオーディション応募要項サイトは こちら