第76回カンヌ国際映画祭公式招待を皮切りに、アヌシー国際アニメーション映画祭2023長編コンペティション部門選出、さらに第52回アニー賞では長編インディペンデント作品賞ノミネートを果たすなど世界のアニメーション界を賑わせたフランス発のSF映画『MARS EXPRESS(原題)』が『マーズ・エクスプレス』の邦題で2026年1月30日(金)より公開されることが決定した。
本作を手がけたのは、本作で長編監督デビューを果たしたフランスのジェレミー・ペラン監督。太陽系の惑星の中で地球に最も環境が似ていると言われている火星を舞台に、“人間”と“ロボット”が共存するリアルな未来をオリジナルストーリーで描く。
解禁されたティザービジュアルには、うず高く積まれた廃材の山にたたずむ様々な姿形をしたロボットが描かれており、山の頂点に立つ一体が宙に掲げた手からは光線が伸びている。「人間が私たちを捨てたんじゃない/私たちが捨てる」という確信めいた台詞、そして「ロボットが脱獄(ダツゴク)する」というコピーから、23世紀の火星で人間とロボットの間にただならぬ不穏な事態が起きていることを想起させるビジュアルとなっている。
本日9月12日は“宇宙の日”。ちょうど23年前、毛利衛さんが日本人宇宙飛行士として初めてスペースシャトルで宇宙に飛び立った日だ。20年以上にわたり宇宙で活動をつづけている実在の火星探査機〈マーズ・エクスプレス〉の名を冠し、最新の宇宙研究に基づいて描かれるディストピア・サスペンスに期待だ。
『マーズ・エクスプレス』は2026年1月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開
監督:ジェレミー・ペラン
出演:レア・ドリュッケール、マチュー・アマルリック、ダニエル・ンジョ・ロベ、マリー・ブーヴェ
配給:ハーク/トムス・エンタテインメント
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