2014年に17歳でノーベル平和賞を受賞した少女マララ・ユスフザイの素顔を描いたドキュメンタリー映画『わたしはマララ』(原題:He Named Me Malala)が12月11日(金)より公開される。

当時15歳だったマララと友人が、スクールバスで下校途中に銃撃された衝撃的な事件とともに、マララの出生、父ジアウディンがその名に込めた想いと彼女の生い立ちを追っていく、FOXサーチライトが贈る初めてドキュメンタリー映画。ブラッド・ピットやロジャー・フェデラーが好きな女の子が、なぜ教育のために運動し、タリバンに撃たれたのか―。”ふつう”の少女が世界を変えようとしている、いま知っておくべきストーリー。

詩人であり、学校を経営する父と、父とは対照的に文字の読めない母の長女として生まれ、マララと名づけられた少女。彼女はパキスタンのスワート渓谷で生まれ育ち、BBCのために匿名で、タリバンに支配されたスワート渓谷の教育事情や生活についてブログを書き始める。しかし、ニューヨークタイムズのドキュメンタリーに出演したことで身元が明らかになり、タリバンの標的となる。そして2012年、スクールバスで下校途中だったマララと友人は、銃で頭を撃たれ負傷する―。一命をとりとめた彼女はリハビリを経てもなお、パキスタンの教育活動家としての道を選びマララ基金を設立、子どもの権利のため世界規模の活動をいまも行っている。活動家でノーベル平和賞の受賞者―しかし、彼女は父にとっては娘であり、学生でありティーンエイジャーだった。

『わたしはマララ』

『わたしはマララ』


※追記(2015/09/09)
予告編を追加しました。

映画『わたしはマララ』は12月11日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国で公開!
(配給:20世紀フォックス映画)

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