SF小説の巨匠J・G・バラード原作『ハイ・ライズ』に出演するルーク・エヴァンスが4月15日に37歳の誕生日を迎えるのを記念して劇中写真15枚が一挙解禁された。

SF小説の巨匠J・G・バラードの原作を完全映画化した本作に、『マイティー・ソー』や『アベンジャーズ』のロキ役で大ブレイクしたトム・ヒドルストン、『ホビット』や『ドラキュラZERO』で人気を博すルーク・エヴァンス、さらに現在公開中の『スーパーマン vs バットマン ジャスティスの誕生』でアルフレッドを演じるジェレミー・アイアンズら世界的人気を誇る英国俳優たちが勢ぞろい。上階に行くにつれ住民が富裕層になっていく高層マンションでパーティー三昧の日々を過ごしていたセレブたちが堕落し、崩壊していく様子をミステリアスかつアーティステックな映像美で描く。監督は、『サイトシアーズ ～殺人者のための英国観光ガイド～』などを手がけ、イギリス内外で評価を高めているベン・ウィートリーが務める。

主人公と大きく関わることになるワイルダーを演じるルーク・エヴァンスが本日4月15日で37歳の誕生日を迎えたことから、劇中写真15枚が一挙公開された。ショートボブに太いもみあげのワイルダーが見せるさまざまな姿。絶えずタバコを手にし、ゴージャスな部屋で横たわる退廃的なパーティー、ヒドルストン演じるロバートとの華麗すぎる2ショット、セクシーなプールシーンなど、シーンによって違う表情を見せるワイルダーとマンションの様子に注目。

エヴァンスは、スイスのラグジュアリーブランド・バリー（BALLY）が銀座に世界最大旗艦店をオープンしたことを記念して開催されたパーティーのために緊急来日。本作の公開を待つ日本のファンに対して、「日本公開は8月なんだよね！『ハイ・ライズ』はクレイジーですごくおもしろい作品だよ。僕のお気に入りの作品だから、日本の皆に観てもらえるのを楽しみにしているよ！」とメッセージを贈った。

階級別にフロアが分けられ、上階に行くにつれ住民が富裕層になっていく40階建ての新築タワーマンションは、ラグジュアリーな内装や抜群の眺望のみならず、あらゆる設備が整い、人々の生活の夢を具現化したような理想の住居空間。新たに住人となった医師のロバート（トム・ヒドルストン）は、マンションのコンセプトを考案した建築家アンソニー（ジェレミー・アイアンズ）にも気に入られ、順風満帆な暮らしがスタートするかに思えた。ある時、ロバートはこのマンションに住むTVプロデューサーのワイルダー（ルーク・エヴァンス）に、マンション内で起こっている異常事態を知らされる。そして、住民たちの摩擦は徐々に激化していく―。