東出昌大、木竜麻生

東出昌大、木竜麻生


瀬々敬久監督最新作『菊とギロチン』の主要キャストが発表され、オーディションで選ばれた木竜麻生が初主演を務める事が決定した。

瀬々監督が⻑年あたためてきた本作は、第一次世界大戦後の大正時代を舞台に、農村を中心に活況を呈していた「女相撲興行」の力士たちと格差のない理想世界を夢見る若きアナキストたちの出会いを軸に描く、ロマンスあり、アクションあり、社会風刺ありの骨太エンタテインメント。現在開催されている第21回釡山国際映画祭内の企画マーケットである「第19回アジアン・プロジェクト・マーケット」にて、世界各国からのバイヤーや出資者と商談を重ね、中国の配給会社によるBright EastFilm Awardを受賞。作品の完成と同時に、世界の市場に展開するべく、動き始めている。

主人公の女相撲力士・菊役に、約300名の応募者からオーディションで選ばれた木竜麻生が抜擢された。そして、関東大震災時に活動したアナキストグループ「ギロチン社」のリーダー中濱鐡役を東出昌大が演じる。彼等を取りまく主要キャストとして、女相撲力士・十勝川役に10歳で鈴木清順監督の『ピストルオペラ』で映画デビューした韓英恵、アナキスト古田大次郎役に新人俳優の佐藤寛一郎が決定した。さらに渋川清彦、山中崇、井浦新、大⻄信満、嘉門洋子、山田真歩、嶋田久作、菅田俊、宇野祥平、嶺豪一、川瀬陽太など豪華な個性派キャストが勢ぞろいしている。

本作は、10月7日から京都・滋賀県などを中心に撮影が始まっている。

映画『菊とギロチン』は2017年に公開!
監督:瀬々敬久
出演:木竜麻生、東出昌大、韓英恵、佐藤寛一郎