『密偵』SC161118(鶴見辰吾) (1)

第89回アカデミー賞外国語映画賞韓国代表作品選出『密偵(原題)』が2017年に日本で公開されることが決定し、日本から出演する鶴見辰吾からコメントが到着した。

2016年に韓国で公開されるや観客動員数750万人の大ヒットを記録。韓国初の主演作累計観客動員数が1億人突破という偉業を達成した名優ソン・ガンホと、韓国初のゾンビ映画『釜山行き(原題)』が記録的ヒットとなったコン・ユが主演を務める。日本から俳優の鶴見辰吾が参加しているほか、近年はハリウッド映画にも活躍の場を広げているイ・ビョンホンが特別出演していることでも話題を集めている。監督を務めるのは『悪魔を見た』(2010)のキム・ジウン。

本作は、日本による植民地時代の1920年代を背景に、抗日武装独立運動団体「義烈団(ウィヨルダン)」と彼らを追う日本警察との攻防をスリル満点に描いたサスペンス・アクション巨編。ソン・ガンホは朝鮮人の日本警察官を演じ、日本語のセリフにも挑戦。義烈団を率いるリーダー役にはコン・ユ。女性義烈団の中心メンバー役に「イ・サン」(2007~2008)、「屋根裏部屋のプリンス」(2012)に主演し、日本でも人気の女優ハン・ジミン。『コインロッカーの女』(2015)のオム・テグ、「星から来たあなた」(2013~2014)のシン・ソンロクのほか、義烈団長役でイ・ビョンホンが特別出演する。また、日本警察の組織のナンバー2である総督府警務局部長役として鶴見辰吾が重厚な演技を見せている。

鶴見辰吾(総督府警務局部長役)コメント

「密偵」の現場は最高の作品作ろうとする意欲とともに、常に緊張感に包まれていた。ソン・ガンホ、コン・ユ、ハン・ジミン、オン・テグ、イ・ビョンホン、多くの韓国の名優たちの中で、私は演技を激突させた。私にとっては 1995 年「GONIN」以来のリマーカブルで誇れるべき作品だ。早くも日本での公開となったのが本当に嬉しい。

1920年代の日本統治時代。元朝鮮人の日本警察イ・ジョンチュル(ソン・ガンホ)は武装独立運動団体の義烈団を監視しろとの特命を受け、義烈団のリーダー、キム・ウジン(コン・ユ)に接近する。出処不明の情報が双方間で飛び交い、誰が密偵なのか分からない中、義烈団は日本統治下の主要施設を破壊する爆弾を京城(現ソウル)に持ち込む計画を進めていた。そんな中、日本警察は義烈団を追って上海へ。義烈団と日本警察のかく乱作戦が繰り広げられる緊張感の中、爆弾を積んだ列車は国境を越えて京城へ向かうが―。

ソン・ガンホ

ソン・ガンホ

コン・ユ

コン・ユ

鶴見辰吾

鶴見辰吾

映画『密偵(原題)』は2017年公開!
監督:キム・ジウン
出演:ソン・ガンホ、コン・ユ、ハン・ジミン、鶴見辰吾、オム・テグ、シン・ソンロク、イ・ビョンホン
配給:彩プロ
2016年/韓国/140分
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