ノオミ・ラパスが1人7役を“競演”するSFアクションスリラー『WHAT HAPPENED TO MONDAY?(原題)』が『セブン・シスターズ』の邦題で10月21日(土)より公開されることが決定した。

2073年の近未来、異常気象と人口過剰から資源が減少し、地球が疲弊しているポスト・ディストピア社会―。社会は混乱し、政情不安が起き、繰り返される戦争や難民問題のために、世界の状況は一変した。主要国は滅び、「ヨーロッパ連邦」が新たな超大国として君臨。人類の生き残りをかけて、厳格な「1人っ子政策」が実施される中で、ある7つ子が生まれる。それぞれ月曜日から日曜日までに振り分け、7人で1人の人格をシェアし、政府の目を欺きながら生き延びるの姉妹だが―。

1人7役を演じ主演を務めるは、スウェーデン映画『ミレニアム』三部作で世界の注目を浴び、ハリウッドでも活躍するノオミ・ラパス。真面目な優等生、自由奔放なヒッピー、血気盛んな武闘派、反逆者、天才エンジニア、パーティーガール、慈愛に満ちた皆の仲裁役など、本来の個性はバラバラでありながら、自宅アパートの外ではやり手の銀行員カレン・セットマンとして生きる七姉妹の葛藤を自由自在に演じ分ける。さらに、過激な思想で世界の秩序を保とうとする政治家を演じるのは、『アルバート氏の人生』『危険な情事』のグレン・クローズ。姉妹にサバイバル能力を授ける祖父に『スパイダーマン』でノーマン・オズボーンを演じ、『ジャスティス・リーグ』などへの出演も決定しているウィレム・デフォーという実力派の俳優たちが共演し、本格SFアクションスリラーに仕上げた。

世界的な人口過多と飢饉による食糧不足から、厳格な一人っ子政策が敷かれた近未来。そこでは二人目以降の子供は児童分配局によって親から引き離され、枯渇した地球の資源が回復する日まで冷凍保存される。セットマン家の七つ子姉妹は、唯一の身寄りである祖父によって各曜日の名前を付けられ、それぞれ週1日ずつ外出して共通の人格を演じることで30歳まで生き延びてきた。しかしある夜、マンデー(月曜)が帰宅しなかったことで、姉妹の日常は狂い始める―。

映画『セブン・シスターズ』は2017年10月21日(土)より新宿シネマカリテほか全国で順次公開!
監督:トミー・ウィルコラ
出演:ノオミ・ラパス、グレン・クローズ、ウィレム・デフォー
配給:コピアポア・フィルム
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