綿矢りさ原作×松岡茉優初主演映画『勝手にふるえてろ』が、第30回東京国際映画祭コンペティション部門に選出され、主演の松岡茉優から喜びのコメント映像が到着した。

映画初主演となる若手演技派女優・松岡茉優が恋愛ド素人OLを熱演する本作は、暴走する恋をリアルに、イタく、キュートに描く、痛快コメディ。原作は「蹴りたい背中」で第130回芥川賞を受賞した作家・綿矢りさによる同名小説。微妙な年頃の女性の行き場のない感情をリアルに描いている。メガホンを取るのは、現代の女性のリアルを優しい視線で描いてきた大九明子監督。24歳まで恋愛経験ゼロの遅咲きな主人公・ヨシカが繰り広げる、悩んでは傷つき、暴走する恋の行方を、誰しもが最後まで応援したくなる痛快コメディに仕上げた。

今回本作が、10月25日(水)に開幕する第30回東京国際映画祭コンペティション部門にノミネートされた。同部門への日本映画のノミネート作品は瀬々敬久監督『最低。』と本作の2本で、まさに日本代表としての参加となる。併せて、主演をつとめた松岡茉優から喜びのコメント映像が到着した。

松岡茉優さんコメント

東京国際映画祭コンペティション部門に選出して頂きました映画『勝手にふるえてろ』主演の松岡茉優です。今回、初めて映画の主演を務めさせて頂きました。この作品には、たくさんの思いがあるのですが、大九明子監督をはじめ、原作の綿矢りささんも女性であり、本当に多くの女性スタッフが集まって作った作品です。全国の“こじらせ女子”や、ちょっと背中を押してほしい女の子たちにこの作品が届けばいいなと思いながら作りました。きっと、たくさんの女の子たちの背中をツンツンと、つつける様な作品になっているはずです。ぜひ映画『勝手にふるえてろ』をご覧ください。よろしくお願いいたします。

映画『勝手にふるえてろ』は2017年12月23日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国で公開!
監督・脚本:大九明子
原作:綿矢りさ「勝手にふるえてろ」(文春文庫)
出演:松岡茉優、渡辺大知(黒猫チェルシー)、石橋杏奈、北村匠海(DISH//)、趣里、前野朋哉、池田鉄洋、稲川実代子、栁俊太郎、山野海、梶原ひかり、金井美樹、小林龍二(DISH//)、増田朋弥、後藤ユウミ、原扶貴子、仲田育史、松島庄汰、古舘寛治、片桐はいり
※正式には外字の舘(舎官)となります。WEB上では表現できない文字のため「舘」を使用しています。
配給:ファンム・フィルム
©2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会