天才音楽家を巡る愛と陰謀を描いた『プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード』の新場面写真が一挙解禁された。

世界中で親しまれ、数々の名曲を生み出した偉大なる音楽家モーツァルト。生誕から260年を記念して制作された本格的モーツァルト映画となる本作。1787年、モーツァルトがプラハで「ドン・ジョヴァンニ」を初演したという史実に想を得て、猟色家ドン・ジョヴァンニを主人公にしたオペラ創作の背景に華麗なる恋と陰謀のストーリーが百塔の都・プラハの上流階級を舞台に繰り広げられる。主人公・モーツァルト役を新進俳優アナイリン・バーナード、悲運の歌姫スザンナ役をモーフィッド・クラーク、悪の男爵サロカ役を名優ジェームズ・ピュアフォイが演じる。

今回、アナイリン・バーナードが演じる天才音楽家モーツァルトを捉えた場面写真が解禁された。映画『ダンケルク』で、ダンケルクの浜辺でトミー（フィオン・ホワイトヘッド）と出会い、行動をともにする寡黙な兵士ギブソン役でも話題沸騰中のイケメン俳優アナイリン・バーナード。『アマデウス』（1984）で描かれたひょうきんで変人さを誇張されたモーツァルトとは異なり、愛する息子を病で失い苦悩しながらも、歌姫スザンナ（モーフィッド・クラーク）との道ならぬ恋に落ちていく等身大の男性としての姿を見せる。『フィガロの結婚』によって一世を風靡した天才音楽家が、いかにして自らの体験のもと、次作へと取り組んでいくかという過程も興味深く描かれていく。さらに、スザンナを巡り、悪名高いサロカ男爵（ジェームズ・ピュアフォイ）と攻防繰り広げていく三角関係のクライマックスにも注目だ。