武田双雲、ジェシカ・チャステイン

『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』のプレミア上映会が11月27日(月)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演のジェシカ・チャステインと、ゲストとして書道家の武田双雲が登壇した。

『ゼロ・ダーク・サーティ』や『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』で2年連続アカデミー賞にノミネートされ、さらに今月末にはアカデミー賞主演女優賞に期待がかかる『MOLLY’S GAME(原題)』の公開が控えるジェシカ・チャステイン。今回、初来日となったチャステインが、記者会見と舞台挨拶に登壇、舞台挨拶には書道家の武田双雲がサプライズゲストとして参加した。

記者会見に引き続き行われた舞台挨拶に登壇したチャステインは、今回の初来日について「お会いするすべての方が親切で心優しい。最高の歓迎を受けていて、みなさんとお会いできたことを嬉しく思っています」と笑顔で挨拶。本作について「愛があふれた作品」とアピールし、「彼女が愛と思いやりを通して、たくさんの人を救ったヒーローであることに感動した」と語った。

舞台が動物園ということもあり、劇中では多くの動物たちと触れ合うチャステインだが、「CGの動物はほとんどない」といい、さらにほとんどのシーンを自身で演じているという。しかし、数少ないCGは赤ちゃん象だと明かし、母親象が「(後にCGを重ねる赤ちゃん象の人形に)興味を持ってくれなかった」と困難もあったという。結局このシーンでは、母親象が好きなリンゴを自身の衣裳に隠すことで「お母さん象が心配しているようですが、実際はゲームでした」と笑いを誘った。

ここで、書道家の武田双雲がゲストとして登壇。武田はちょうど翌日に本作の舞台であるワルシャワ行きを控えているといい、チャステインから「動物園に行きますか?」と質問され、「ぜひ行きたいです」とコメントした。

さらにイベントでは、武田が書道を披露。武田は「絶対にこれしかない」と断言し、筆を持ちながら「書いていて鳥肌が立つ」というほど自信をもって“慈愛”の書を披露した。また、武田は「僕があの立場だったらできない。できるすごさが人類の希望」と劇中でチャステインが演じたアントニーナについて語り、チャステインも「他人のために思いやりを持った行動だった。人類の希望を感じます」と返した。

本作は、第二次世界大戦中のポーランド・ワルシャワで、動物園の園長夫妻ヤンとアントニーナがユダヤ人を動物園に匿い、300名もの命を救った姿を描いた知られざる感動の実話。当時迫害されていたユダヤ人を動物園の檻に匿い、300名もの命を救うという奇跡を起こした夫婦。人も動物も母性で包み込むアントニーナの深い愛情。主人公アントニーナを演じるのはジェシカ・チャステイン。自らの命の危険を冒してでも、ナチス・ドイツに対して勇敢に立ち向かっていった強い信念は絶望の淵へ立たされたユダヤ人たちを勇気づけ、大きな希望となった。本当に大切なものを見つめる心、戦争でも奪えない命の輝きを描いた珠玉の名作が誕生した。

【取材・写真・文/編集部】

武田双雲、ジェシカ・チャステイン

ジェシカ・チャステイン

ジェシカ・チャステイン

武田双雲


映画『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』は2017年12月15日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国で公開!
監督:ニキ・カーロ
出演:ジェシカ・チャステイン、ダニエル・ブリュール、ヨハン・ヘルデンベルグ、マイケル・マケルハットン
配給:ファントム・フィルム
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