「堺市博物館」学芸員の矢内一磨さんと田中役を演じた塚地武雅

中井貴一×佐々木蔵之介W主演の大人のための極上コメディ『嘘八百』の塚地武雅キャスティング秘話と新場面写真が解禁された。

『百円の恋』で日本映画界に新風を吹かせた監督・武正晴×脚本・足立紳のタッグに今井雅子が加わり、オリジナル脚本で描く本作。主演を務めるのは、中井貴一と佐々木蔵之介の2人。『花戦さ』にも出演した2人が初の本格共演となる。大人に向けた極上のコメディである本作の舞台は大阪・堺。骨董の世界に身を置きながらも、冴えない仕事をしている関東から来た古物商の則夫(中井)と関西で暮らす陶芸家の佐輔(佐々木)。2人の前に現れたのは“幻の利休の茶器”だった?!一攫千金を狙って、家族や大御所鑑定士、文化庁をも巻き込んだ壮大な狐と狸の化かし合いが始まる―。

今回、本作で利休を愛してやまない学芸員・田中四郎の役を演じている塚地武雅の場面写真とメイキング写真、制作秘話が解禁された。武正晴監督によると、塚地の役は当初は予定しておらず、リサーチの段階で堺市のとある学芸員の方に出会い、本人と話をしていく中で、このキャラクターが生まれたのだとか。初めて学芸員の方に会った時から「塚地さんに似ていると思っていた」と語る監督。そこから田中の役を加え、塚地にオファーをし、晴れて出演が叶うことになった。

メイキング写真では、その2人のソックリな様子が捉えられており、声や話し方の特徴も似ているという。空振りばかりの古物商・則夫(中井貴一)と、腕は立つのに落ちぶれた陶芸家・佐輔(佐々木蔵之介)の2人が一発逆転をかけて取り掛かる利休の茶器の贋物つくりにおいて、“利休を愛してやまない”田中の役は重要な役割を担っており、彼の利休へのパッションと発した一言が、後に則夫と佐輔の勝負を決めることとなる―。

今回解禁された場面写真

今回解禁された場面写真

映画『嘘八百』は2018年1月5日(金)より全国で公開!
監督:武正晴
出演:中井貴一、佐々木蔵之介、友近、森川葵、前野朋哉、堀内敬子、坂田利夫、木下ほうか、塚地武雅、桂雀々、寺田農、芦屋小雁、近藤正臣
配給:ギャガ
©2018「嘘八百」製作委員会