17歳と24歳青年の恋の痛みと喜びに、世界中が恋をした―『君の名前で僕を呼んで』の撮影中のティモシー・シャラメとアーミー・ハマーの仲の良さを感じさせるシーンのコメンタリー映像が解禁された。

80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、17歳と24歳の青年の初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描いた本作。本作が初主演となるティモシー・シャラメは、ニューヨーク、ロサンゼルスを始め、全米各地の映画批評家協会賞で数多くの主演男優賞や新人賞を受賞。実力と人気を兼ね備えた新しいスターの誕生と熱狂的なファンを日々急増させている。共演は、知的で繊細な内面を感じさせる演技で観客を魅了するアーミー・ハマー。イタリア出身のルカ・グァダニーノ監督がすべての俳優たちの見事なアンサンブルと、美しく深いシナリオを得て、その才能を花開かせた傑作に仕上げた。

今回解禁されたコメンタリー映像は、ティモシー・シャラメとアーミー・ハマーの撮影中のエピソード二仲の良さを感じさせるシーン。そのエピソードとは、夏の午後をくつろいで過ごす2人のシーン。ギターを爪弾くエリオ(ティモシー・シャラメ)が家に戻ろうと裸足で庭を歩く。「この日は日差しが強くて地面がものすごく熱かったんだ。僕は裸足だったから撮影の合間はずっとアーミーの足の上に僕の足をのっけてたんだ」と、自分の足よりも大きいであろうアーミーの足に重ねて、熱さをしのぐという甘えっぷりが可愛いすぎる撮影裏側エピソードを告白。

撮影再開時には、「足の上に乗せてくれてありがとうブラザー!」とアーミーに丁寧にお礼を言うという、2人の仲睦まじい雰囲気がひしひしと伝わるエピソード。また、映像冒頭のギターのシーンでは、役作りのために「1か月半もギターを猛練習したのに、実際に弾くシーンはたったの数秒間だけ」と残念がるティモシー。彼の並々ならぬ努力があったからで、クレマ在住の作曲家ロベルト・ソルチに見てもらいながら、ギターレッスンを毎日1時間半欠かさず、エリオのように名人レベルの演奏に到達するべく役作りをしてきた。ギター以外にも、華麗なるピアノの演奏も披露しており、プロ根性を垣間見ることができるシーンでもある。

映画『君の名前で僕を呼んで』は全国で公開中!
監督:ルカ・グァダニーノ
出演:ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー、マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサール
配給:ファントム・フィルム
©Frenesy, La Cinefacture