本編では1分程度のシーンではあったものの、撮影現場では中村倫也がセリフを忘れてしまったために4分ものアドリブを交えた撮影となってしまった場面が上映されると3人は笑いが込み上げてきたようで、桜井は「（アドリブに）乗るにも乗り切れないし、笑いがごまかせなくなった」と明かした。松村も、中村のアドリブ演技に「乗っていいのか分からなかった」と困惑していた様子を窺わせた。

撮影時には、本編で使用しなかったもののカチンコを使用したロールナンバーの撮影を行っていたようで、これを「全シーンでやっていました」という桜井。3人とも思い出も深かったようで、思わずしんみりとする場面もあった。

さらにここで、3本目の映像として、翌日に24歳の誕生日を迎える桜井にサプライズのバースデー映像が上映され、映像が終わるとハッピーバースデーの歌とともに、『あさひなぐ』のロゴ入りケーキが登場。これには桜井も「全然忘れてた！こんな素敵な・・・」と驚きのあまりに言葉を失っている様子。

最後に西野は「（ブルーレイとDVDには）たくさんたくさん（特典映像が）詰まっていますのでご覧になっていただけたら嬉しいです」と本作をアピールした。

最弱の初心者が最強のライバルに挑む―。笑いあり、涙あり、手に汗握る真剣勝負、青春“なぎなた”エンターテインメントが、ついに幕を開ける。小学館漫画賞を受賞した人気同名コミックを映画化した本作。主演の東島旭役に映画初主演の西野七瀬、主人公が憧れる先輩・宮路真春役に白石麻衣、二人の最強のライバル・一堂寧々役に生田絵梨花を迎え、桜井玲香、松村沙友理、伊藤万理華ら乃木坂46メンバーが“美の武道”なぎなたに初挑戦する。さらに、富田望生、中村倫也、森永悠希、角替和枝、江口のりこら実力派俳優陣が脇を固め、英勉監督がメガホンを取り、“なぎなた”に全てをかける女子高生の青春をみずみずしく描いた感動作に仕上げた。

【取材・写真・文／編集部】