都市伝説から始まる報復代行〈地獄送り〉ホラー『地獄少女』が実写映画化されることが決定した。

オリジナルテレビアニメとして2005年より放映されて以降、コミカライズをはじめ、テレビドラマ、ライトノベル、ゲーム、2.5次元舞台など幅広く展開されてきた「地獄少女」がついに実写映画化される。主人公・閻魔あい役を務めるのは玉城ティナ。閻魔あいの使い魔の“三藁”として骨女役を橋本マナミ、一目連役を新星・楽駆、輪入道役を麿赤兒が演じる。さらに森七菜、仁村紗和、大場美奈(SKE48)、波岡一喜、藤田富ら若手注目俳優から人気俳優までが名を連ねる。

閻魔あい役を演じる玉城は、ティーンのカリスマにして、『貞子 vs 伽椰子』、『私に××しなさい』など演技の世界でも高い評価を受けている玉城ティナ。本作では、現世と地獄の間をつなぐ、大人気のホラーヒロイン像に新たな息を吹き込む。骨女役の橋本は、NHK連続テレビ小説「まんぷく」の出演も決定している。一目連役の楽駆は、オーディションで抜擢された期待の新星だ。そして輪入道役の麿赤兒は、舞踏家であり演出家、俳優としても幅広く活躍する。

女子高生・市川美保役の森七菜は、新人ながら岩井俊二監督をはじめ名だたる監督作の出演が続く。美保の親友役・南條遥役を演じるのは、モデルであり女優の仁村紗和。インディーズアイドル御厨早苗役には、AKB48 53rdシングル世界選抜総選挙第8位の大場美奈(SKE48)。地獄少女を追うライター工藤役を、名バイプレイヤーの波岡一喜が演じる。美保と遥の関係を狂わせるバンドのボーカル・魔鬼役を「仮面ライダーアマゾンズ」主演の藤田富。

玉城ティナ(閻魔あい役)コメント

今回、閻魔あい役を演じます玉城ティナです。白石監督とはご一緒させてもらうのが2回目なのですが、1作目は怯えてばっかりだったので(笑)地獄少女ではより、演技指導していただく際に白石節が炸裂するんじゃないかなあと今から楽しみにしています。原作はわたしの世代では知らない人がいないくらい有名なので、最初お話を頂いた時はえ?!映画化するの?すごい!どうなるの?といった驚きの方が強かったのですが、これから監督の頭の中にある『地獄少女』を深く共有して、いい作品にできるように頑張ります。地獄から来た感が出せるようにトレーニングして挑みます、、、(笑)

白石晃士監督 コメント

傑作になる可能性を強く感じながら、クランクイン直前の慌ただしい時を過ごしています。原作の持つエネルギーに負けず、生まれようとしている映画が健やかに暴れまくって世に放たれるように、しっかりと産婆の役目を果たしたいと思います。素晴らしいスタッフとキャストに恵まれたおかげで、様々な要素をギュウギュウに詰め込んだ撮影を何とか乗り越えられそうです。ホラーの要素もありますが、美しさと悲しさと凶暴さが同居する『青春映画』、いわば私なりのキラキラ映画です。どうぞお楽しみに。

ストーリー

「ねえ、知ってる?夜中0時にだけ開くサイトで依頼すると、地獄少女が現れて、恨みを晴らしてくれるんだって―」都市伝説の話題に沸く女子高生、そのグループになじめず、浮かない表情を浮かべるのは、市川美保。大好きなアーティスト、魔鬼のライブで知り合った南條遥に魅了された美保は、遥とともに魔鬼ライブのコーラスのオーディションを受けることに。受かったのは遥。やがて少しずつ様子がおかしくなっていく遥を心配した美保は、魔鬼が、遥をライブで行う<儀式>の生贄にしようとしていることを知り、噂のサイトにアクセスする―。

映画『地獄少女』は2019年秋に全国で公開!
監督・脚本:白石晃士
出演:玉城ティナ、橋本マナミ、楽駆、麿赤兒、森七菜、仁村紗和、大場美奈(SKE48)、波岡一喜、藤田富
配給:ギャガ
©地獄少女プロジェクト/2019 映画『地獄少女』製作委員会