“おっさんず”世直しエンタテインメント『任俠学園』の予告編が解禁された。

社会奉仕がモットーの地元密着型ヤクザ“阿岐本組”が義理と人情を武器に、倒産寸前の私立高校や出版社、病院や映画館など困ってる人たちをボランティア精神で助ける今野敏による人気小説「任俠」シリーズ(中公文庫)。西島秀俊と西田敏行のW主演で映画化された第一弾はシリーズの中でも、特に根強く愛され続ける『任俠学園』。真面目過ぎるが故、空回りしながらも世の為、人の為に走り回る不器用な彼らが、日本列島を笑顔で満ち溢れさせる。

今回、真面目過ぎるが故、空回りしながらも世のため、人のために走り回る不器用で愛くるしい阿岐本組メンバーが、イマドキ高校生に振り回されながらも大奮闘する爆笑シーン満載の予告編が解禁された。映像は、開口一番「本日よりこの学校の理事になりました」と礼儀正しい挨拶をする西島扮する社会奉仕が大好きな弱小ヤクザ“阿岐本組”のナンバー2の日村(西島秀俊)の姿から始まる。頼られたら断れない阿岐本組長(西田敏行)に、日村の舎弟・稔(伊藤敦史)ら組員は日々振り回されっぱなし。

そんな彼らが今回引き受けたのは倒産寸前の私立高校の再建だったが、待ち受けていたのは問題児たちとそんな生徒に無関心な先生たちばかりの問題ありまくりの学園。「最低限の仕事はしています!」と、事なかれ主義の綾小路校長(生瀬勝久)に対し、「最低限!?最高の仕事をして下さい」と熱い喝を入れる日村。生徒に真っ直ぐに向き合い学校再建に取り組む日村だが、何者かに校舎の窓ガラスを割られ、学校一の問題児・ちひろ(葵わかな)からは強烈なパンチを食らい、生徒会所属のワケアリ風な生徒・美咲(桜井日奈子)には「落とし前、しっかりつけて貰うから・・」とすごまれるなど、生徒たちに手を焼く。

また、西島のイマドキ男子高校生にお口あんぐりな様子や、見事なまでのパンチパーマ姿など思わず笑いをこらえられなくなる爆笑シーンも満載だ。そして極めつけには「違法もヤッホーもねぇんだよ。バカヤロー!」と叫ぶ西田の必殺アドリブシーンも炸裂。切れの良いテンポと合わせ、不器用で、てんやわんやの阿岐本組。そして超濃すぎる豪華俳優陣が一体何を仕掛けてくるのか―。

予告編

映画『任侠学園』は2019年9月27日(金)より全国で公開!
監督:木村ひさし
原作:今野敏「任侠学園」(中公文庫刊)
出演:西島秀俊、西田敏行、伊藤淳史、葵わかな、葉山奨之、池田鉄洋、佐野和真、前田航基・戸田昌宏、猪野学、加治将樹、川島潤哉、福山翔大・高木ブー、佐藤蛾次郎・桜井日奈子、白竜、光石研、中尾彬(特別出演)、生瀬勝久
配給:エイベックス・ピクチャーズ
©今野 敏 / ©2019 映画「任侠学園」製作委員会