フラガールの新人ダンサーたちの成長を描くオリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』の特別映像が解禁された。

スパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称“フラガール”。かつて姉もフラガールだった夏凪日羽は、新入社員、つまり新人フラガールのひとりとして、フラダンスと出会い、姉と同じステージに立つが…。同期入社の仲間とともに、ステージから笑顔を届ける仕事を選んだ彼女たちの、彼女たちにしかできないフラを目指す日々が始まる。本作でオリジナルアニメ映画初主演となる福原遥が、フラガールだった姉の後を追い同じ世界に飛び込んだフラ初心者の主人公・日羽役を演じるほか、山田裕貴、ディーン・フジオカが出演。

今回、本編映像とモーションキャプチャー映像をあわせた特別映像が解禁された。映像では、元フラガールにして現在はハワイアンズでのショーのヴォーカルを務める小池春香がカバーした「CoCoフラ~幸せはCoCoよ~」にあわせて、現役のスパリゾートハワイアンズのフラガールがモーションキャプチャーの装備をまとい踊る姿と、本編のダンスシーンがシンクロ。現役ダンサーたちの滑らかな動きと、それに呼応するアニメーションでのダンスシーンが重なり合い、制作の細かなこだわりを見ることができる。また、踊るシーンはもちろんのこと、ハイタッチをする部分、さらにポジションチェンジまで、ダンサーの動きが再現されている。

また、本編映像内で確認することができる「蛇の目ビーチ」は、実際にはあの場所にステージは無く、シナリオの段階で脚本の吉田玲子が場所を設定して、画面的に創作したもの。本シーンの物語を描くうえで、日羽たちが控室からすぐステージに立てるように仮設のテントを建てたり、テントの幕をめくるとお客さんたちの表情が見える距離感を考えて作られいる。

フラダンスの滑らかな動きを再現するため、多種多様なダンスシーンに合わせて、現役のフラガール、「虹のコンキスタドール」のメンバーなどが参加し、数回に分けてモーションキャプチャーを収録。アクターの指先にはモーションキャプチャーのマーカーを付けられないので、細かい指先の動きはCGディレクターの児玉徹郎(ECHOES)をはじめ、3Dアニメーターが全て手付けで表現しているという。水島総監督の過去作『楽園追放』や「D4DJ」プロジェクトで3Dアニメーションを経験してきたことが活かされており、さらにはスパリゾートハワイアンズ全面協力だからこそ叶った演出方法でもある。

特別映像

『フラ・フラダンス』は全国で公開中!
総監督:水島精二
監督:綿田慎也
配給:アニプレックス
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