笑いと感動の〈歴史発見〉エンタテインメント『大河への道』のメイキング映像が解禁された。

ある日、千葉県香取市役所の総務課に勤める池本保治(中井貴一)が観光振興策を検討する会議で意見を求められ、苦し紛れにひねり出したのは、郷土の偉人を主人公とする大河ドラマの実現だった。香取市には日本で初めて精密な全国地図を作った歴史的英雄、伊能忠敬がいる。そしてなんとその提案が採用されてしまうのだ。ところが企画を進めるうちに、地図を完成させたのは伊能忠敬ではなかった!?彼はその3年前に亡くなっていた!?という日本の歴史を変える驚きの事実が明らかに…。そこには地図を完成させるため、伊能忠敬の弟子たちが命を懸けて取り組んだ、とんでもない隠密作戦があった―。

今回解禁されたメイキング映像には、観光課の課長・小林永美(北川景子)が総務課の主任・池本保治(中井貴一)を“伊能忠敬”を題材にした大河ドラマ開発プロジェクトのリーダーに指名する一幕ではカットがかかるやいなや、池本と部下の木下浩章(松山ケンイチ)に思わず吹き出してしまった北川を捉えている。さらに、その掛け合いは時代劇パートにおいても健在で、伊能隊の測量を支援する高橋景保(中井)と高橋の腹心の又吉(松山)、そして、伊能のかつての妻・エイ(北川)が伊能のお墓に手を合わせている場面では、中井が松山の肘に手を勢いよくぶつけてしまい、思わず素のリアクションをしてしまった2人の和気藹々とした様子も映されており、日本史の常識をひっくり返すドラマもさることながら、中井ら出演陣が見せるユーモアも必見の作品となっている。

プライベートでも中井と親交のある松山は今回の共演について「こんなに笑わせてくれる方はいない。僕は貴一さんのリアクションや話術でずっと笑っている。その雰囲気が役柄の間柄として出ています。だから仕事をした感じがしない」と劇中でも普段の関係性がそのまま映し出されていると振り返る。一方で北川は「2人ともずっと笑っていて、子ども同士がじゃれ合っているみたいで。見ていて羨ましかった」と中井と松山のやり取りについて語っている。

メイキング映像

『大河への道』は2022年5月20日(金)より全国で公開!
監督:中西健二
出演:中井貴一、松山ケンイチ、北川景子、岸井ゆきの、和田正人、田中美央、溝口琢矢、立川志の輔、西村まさ彦、平田満、草刈正雄、橋爪功
配給:松竹
©2022「大河への道」フィルムパートナーズ