南沙良主演映画『この子は邪悪』の本編映像が解禁された。

本作は、『嘘を愛する女』や『哀愁しんでれら』、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』などクオリティの高い作品を輩出してきたオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品を映画化。過去の事故により心に深い傷を負った心理療法室の院長娘と、母の心神喪失の原因を探る青年が出会い、次第に恐ろしい出来事へと巻き込まれていく…。主人公・窪花を南沙良、大西流星(なにわ男子)、桜井ユキ、玉木宏らが共演する。監督・脚本を務めるのは本作が長編3作目となる片岡翔。

今回、花の母・繭子への違和感から始まった窪家の謎…ついに妹・月の疑惑に迫る、驚きの本編シーンが解禁された。花は似通った境遇で親近感を覚えていた幼馴染の純に、繭子への疑いの気持ちを打ち明ける。驚きを隠せない純は「え?どういうこと…?何かの間違いじゃないの?」と花に聞き返す。思い詰めたように首を振る花は「間違いなんかじゃない。やっぱり嘘だったんだ。あの人はお母さんじゃなかった。ねぇ、どうしよう。どうしたらいいの…!」と声を荒げ、「ちょっと、まずは落ち着いて」と言う純の手を振り払う。その剣幕にビックリした純は「ちょっと、調べたいことがある。もしかしたら、全部繋がってるのかもしれない」と言い、2人で市民センターに向かう事に。

そこで目にした戸籍謄本では月が除籍/死亡となっていた。「あのネットの記事、本当だったんだ。事故の後、月ちゃんの顔しっかり見たことある?」と聞いた純は、戦慄した様子で首を振る花に対して、「これで撮ることはできないかな。もっと調べてみる」とデジカメを手渡すのだった。ちなみに、月が被っている白いマスクに関しては、会話や食事も出来る実用的な問題をクリアする物を特殊造形が制作。『犬神家の一族』で登場する犬神佐清へのオマージュも込められた白いマスク以外にも、余り怖すぎない事を前提に数種類制作された。世にも奇妙な家族の話…その衝撃の真実とは―。

本編映像

『この子は邪悪』は2022年9月1日(木)より新宿バルト9ほか全国で公開!
監督・脚本:片岡翔
出演:南沙良/大西流星(なにわ男子)、桜井ユキ、渡辺さくら、桜木梨奈、稲川実代子、二ノ宮隆太郎/玉木宏
配給:ハピネットファントム・スタジオ
© 2022「この子は邪悪」製作委員会