涙と笑いの異文化バトルがついに最終章―『最高の花婿 ファイナル』の予告編とポスタービジュアルが解禁された。

世界145か国で公開され、日本でも大ヒットしたフランス国民的コメディ映画『最高の花婿』、そして『最高の花婿 アンコール』に続くシリーズ最終章となる本作。フランスで5人に1人が観たという、国民的大ヒットを飛ばした『最高の花婿』(2014)。フランスはロワール地方を舞台に、敬虔なカトリック教徒で保守的なヴェルヌイユ夫妻の4人の娘たちが、それぞれアラブ人、ユダヤ人、中国人、コートジボワール人と結婚したことから起こる異文化バトルをユーモアたっぷりに描き、日本でも大絶賛を浴びた。2019年には続編『最高の花婿 アンコール』ができその年のフランス映画興行収入No.1を獲得した。そしてさらには2022年、3部作として作られた続編はまさにフィナーレを飾る最終章。欠点だらけだが憎めないあの多国籍ファミリーが、さらなる大騒動と事件を抱えて帰ってくる。

今回解禁された予告編では、結婚40周年を迎えるヴェルヌイユ夫妻を祝おうと、娘たちは親戚一同大集結サプライズパーティーを計画。アルジェリア、イスラエル、中国、コートジボワールから一筋縄ではいかない強烈キャラの婿たちの両親が大集結で異文化バトルが更にヒートアップする様子がテンポよく楽しく描かれる。音楽はベートーヴェンの名曲。「運命」に翻弄されながらも、絆を紡いでいく家族の「歓喜の歌」は心に響く。この多国籍大ファミリーが一緒にパーティーを楽しめるのだろうかハラハラさせられるが、グローバル化が進む現代社会だからこその、移民に対する差別や偏見など異文化問題を背景に、世界共通の「孫に会いたい」「家族と一緒に過ごしたい」という子世代、親世代の純粋な想いに笑って泣ける映像となっている。

予告編

ストーリー

前作で海外移住しようとした4人の婿たち家族を自分たちの住むシノンにつなぎ止めて老後は一安心…のクロードとマリー・ヴェルヌイユ夫妻。もうすぐ結婚40周年を迎える夫妻を祝おうと、娘たちは親戚一同大集結サプライズパーティーを計画。アルジェリア、イスラエル、中国、コートジボワールから一筋縄ではいかない強烈キャラの婿たちの両親が大集結で異文化バトルが更にヒートアップ。 この多国籍大ファミリーが一緒にパーティーを楽しめるのだろうか?

『最高の花婿 ファイナル』は2023年4月8日(土)より新宿K's cinemaほか全国で順次公開
監督:フィリップ・ドゥ・ショーヴロン
出演:クリスチャン・クラヴィエ、シャンタル・ロビー、メディ・サドゥアン、アリ・アビタン、フレデリック・チョウ、ヌーム・ディアワラ、フレデリック・ベル、アリス・ダヴィ、エミリー・カーン、エロディー・フォンタン、パスカル・ンゾンジ、サリマタ・カマテ
配給:セテラ・インターナショナル
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