新鋭シャルロット・ル・ボン監督長編デビュー作『ファルコン・レイク』の本編映像が解禁された。

監督デビュー作の短編『ジュディット・ホテル』(18)が話題となり、満を持して発表した初長編監督作『ファルコン・レイク』は、第75回カンヌ国際映画祭監督週間正式出品、第58回シカゴ国際映画祭ゴールド・ヒューゴ(新人監督賞)受賞など世界中を席巻。本作で表現される独創的な世界観と16mmフィルム撮影で映し出す映像美は高く評価され、新鋭監督ながら今年5月に開催された第76回カンヌ国際映画祭では短編部門の審査員に抜擢された。原作は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞に輝き、日本でも人気を博すバンド・デシネ (フランス語圏のマンガ)の名手バスティアン・ヴィヴェスによる「年上のひと」(リイド社刊)。原作者も映像化はできないと考えていた繊細な物語を見事に映画化した。監督自ら脚本を手掛け、原作をベースにしながらも映画オリジナルで紡がれる想像し得ない衝撃のラスト。観る者の心を掴んで離さない、これまでにない全く新しい青春映画が誕生した。

今回、大人に足を踏み入れ、思春期特有のメランコリックな雰囲気をたたえる16歳の少女クロエと、14歳を迎える少年バスティアンのぎこちなくもリアリティのあるやりとりが収められた本編映像が解禁された。この先2人はどのようにひと夏を過ごすのか…。物語の展開が気になる映像となっている。

本編映像

『ファルコン・レイク』は2023年8月25日(金)より渋谷シネクイントほか全国で順次公開
監督・脚本:シャルロット・ル・ボン
出演:ジョゼフ・アンジェル、サラ・モンプチ、モニア・ショクリ
配給:パルコ
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