それは、あるカセットテープから始まった―清水崇監督最新作『ミンナのウタ』の場面写真が解禁された。

GENERATIONS(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)が全員本人役で出演する本作。ラジオ局で見つかった古いカセットテープ。そこに録音されていた“呪いのメロディー”を聴いたGENERATIONSのメンバーの1人が、ライブリハーサル後に突然消息を絶つ。やがて、他のメンバーたちもそのメロディーを口ずさむようになり、不可解な事件が次々に起き始める。現実とフィクションが曖昧になった世界で、今までにない恐怖が襲いかかる―。

今回、本作の場面写真が一挙解禁された。リーダー・白濱亜嵐が廃墟で遭遇した怪異に目を見開き、後ずさる。果たして彼が目にしたものとは?!片寄は、失踪直前の小森との電話中、突如知らない女性の声が聞こえ、怯えて身がすくむ様子。小森はLIVEのリハーサル中、頭の中で鳴りやまないメロディーに「違う!そんな曲じゃない!」と半狂乱で震えながら耳を塞ぐ。佐野は不審な人物に声をかけ、覗き込んだ先に異様な影を目にし、息をのむ。メンディーはスタジオで見てしまった“あるもの”に驚き叫び腰を抜かす。中務はメンバーの中でも霊感があり、ホテルの自室に引きこもるが、突如部屋に現れた怪異に怯えを悟られないようにしつつも、青ざめる。あのメロディーを一度聴いたら最後、もう逃れることはできない。メンバーが恐怖と対峙したときの、個性あふれるリアクションにも注目だ。

また、GENERATIONS本人役ということで、彼らの裏側や日常を覗いているような感覚になるのも本作のポイント。本人たちの立ち振る舞いや、普段の彼らの関係性がよりリアルに現実の姿に近づくよう、台本上でも細かくすり合わせられた。各メンバーの呼び方においては、関口メンディーは「さん」呼び、片寄涼太のことを「片寄くん」ではなく「涼太」など。また中務は霊感が鋭い役柄だが、実際の彼も感性が鋭く、本編でも怪異を誰よりも早く察知し近づく役柄となっている。リハーサルの様子は現実の彼らともリンクし、まるでドキュメンタリーのような部分も持ち合わせる、日常のGENERATIONSの様子にも期待が高まる。

『ミンナのウタ』は2023年8月11日(金)より公開
監督:清水崇
出演:GENERATIONS 白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友
早見あかり/穂紫朋子、天野はな、山川真里果
マキタスポーツ
配給:松竹
©2023 「ミンナのウタ」製作委員会