映画『首』が北野武監督史上初のIMAX®で上映されることが決定した。

北野武監督の最新作にして構想に30年を費やした戦国スペクタクル『首』。北野武監督が30年もの長きにわたって温めていた本作は、巨匠・黒澤明が生前「北野くんがこれを撮れば、『七人の侍』と並ぶ傑作が生まれるはず」と期待していた念願の企画の映画化。“本能寺の変”が、戦国武将や忍、芸人や百姓といった多彩な人物の野望や裏切り、運命とともに描かれ、キレ味抜群のバイオレンスと笑いをはじめとした北野のワールドのエッセンスが全開する。北野武自らが“本能寺の変”を策略する羽柴秀吉を飄々と演じ、織田信長に複雑な感情を抱く明智光秀を西島秀俊が演じる。加瀬亮が狂乱の天下人・織田信長を怪演し、浅野忠信と大森南朋も秀吉を支える軍師・黒田官兵衛と弟の羽柴秀長をユーモアたっぷりに演じ切る。さらに秀吉に憧れる百姓・難波茂助を演じる中村獅童が北野組に初参戦。他にも木村祐一、遠藤憲一、桐谷健太、小林薫、岸部一徳らが出演する。

今回、本作が全国354館での公開となる通常版に加えて、全国49館のIMAXスクリーンでの上映が決定し、合計403館で上映予定となる(※上映館数は予定のため、変更となる可能性がある)。最新鋭の映像制作技術を最大限に駆使したIMAXは、床から天井、左右の壁から壁まで広がる大スクリーンに映し出される鮮明な映像と、高精度なサウンドで、300人近くのエキストラを動員したド迫力の合戦を始めとしたアクションと、狂った武将たちによる目の離せないドラマを、北野武監督作品初となるIMAXで、映画 『首』 の最高峰クオリティを余すところなく映画館で体感することができる。

IMAX版のポスタービジュアルは、物語の鍵となる燃え盛る本能寺に立つ、不穏な人物の後ろ姿があしらわれた。狂乱の戦国の世を生きる織田信長(加瀬亮)・羽柴秀吉(ビートたけし)・徳川家康(小林薫)・明智光秀(西島秀俊)ら武将たち、そして忍・芸人・百姓…それぞれの野望・欲望・裏切り・策略が入り乱れた先に待ち受ける、日本史上、最大のクーデター「本能寺の変」は、果たして北野監督の解釈でどんな結末へと向かうのか―。

『首』は2023年11月23日(木・祝)より全国で公開
監督・脚本:北野武
出演:ビートたけし
西島秀俊、加瀬亮、中村獅童
木村祐一、遠藤憲一、勝村政信、寺島進、桐谷健太
浅野忠信、大森南朋
六平直政、大竹まこと、津田寛治、荒川良々、寛一郎、副島淳
小林薫、岸部一徳
配給:東宝、KADOKAWA
©2023KADOKAWA ©T.N GON Co.,Ltd
IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation.