ディズニープラスが贈るオリジナルファンタジー・アドベンチャー超大作『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』のフィルムで撮影されたメイキング写真が解禁された。

実写で描く“私たちが住む現実世界”と、アニメで描く“ドラゴンが棲む異世界”の2つの世界が描かれる本作。現実世界〈横須賀〉でどこか周囲の同級生たちに馴染めなさを感じながら生きる主人公・女子高生のナギ(中島セナ)は、ある日もう一人の主人公で、異世界〈ウーパナンタ〉からやってきたという、落ちこぼれのドラゴン乗りの少年・タイム(奥平大兼)と出逢う。タイムはドラゴン乗りとして最も重要な“ドラゴンたちの声”を聴くことができない。現実世界〈横須賀〉と異世界〈ウーパナンタ〉という別々の地で、周りと少し違う自分に生きづらさを感じて生きていた、似た者同士の2人が出逢う時、2つの世界を巡る壮大な物語が始まる―。

今回解禁されたメイキング写真は、どこか懐かしさすら感じられる淡い光に包まれた印象的な写真ばかり(2023年12月に開催された「東京コミコン2023」の『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』展示ブースなど一部展示も行われていたものも含む)。撮影したのは、18歳で既に写真家として活動し、映像作家としての活動も始め、アーティストのミュージックビデオの監督・撮影を務めるなど、活動の幅を広げている新進気鋭の写真家・増田彩来。Instagramのフォロワー数も15万人を超えるほどの人気写真家の彼女が切り取った風景には、屈託のない笑顔を見せるキャスト陣の姿など、その表情を押さえたまさにエモさを極めたカットが満載だ。

W主演を務めた中島セナと奥平大兼らが撮影の合間に楽しく談笑している、まるで“青春映画のワンシーン”を切り取ったような爽やかな写真もあり、「3人で一緒にいる時間が長かったので、3人で話すことが多くて、和気あいあいと現場でたわいもない話を毎日していた」(中島)、「3人とも年齢が一緒ではないですけど、自然に話せるようになっていきました。僕の冒険でもあり、みんなの冒険でもあって、みんなそのワクワク感っていうのを持っていたので、一緒にお芝居をしていてすごい楽しかったです」(奥平)とそれぞれが振り返る撮影現場の雰囲気が、笑い声が聞こえそうなほどに伝わってくる。

その他にも森田剛が渋い表情を見せたかと思えば、共に世界を“崩壊”から救おうと組んだスペース軍団とともに屈託のない笑顔を見せる、なんともほほえましいカットも。また、まだナギが幼いころのハナとタイチとの親子3人のカットなど、その1枚だけで物語を語りたくなるような写真ばかりで、長きに及ぶ撮影のなかで培われたキャスト同士の絆やチームワークの良さを垣間見ることができる。最終回同様、どこか切なさとはかなさを感じさせ、本作のエモさをより引き立ててくれるメイキング写真を見て、未見の人はイッキ見を、視聴済みの人は二度目三度目と見たくなる、心打たれるファンタジー・アドベンチャー作品『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』の世界を堪能してほしい。

『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』はディズニープラスで独占配信中
監督:萩原健太郎
アニメーション監督:大塚隆史
出演:中島セナ、奥平大兼、エマニエル由人、津田健次郎、武内駿輔/新田真剣佑(友情出演)、森田剛
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