国内最大規模のアニメの祭典「AnimeJapan 2024」のABCアニメーションブースステージにて、3月23日(土)に『戦国妖狐 世直し姉弟編』“たまの世直しラジオ”イベントが行われ、斉藤壮馬、高田憂希、木村良平が登壇した。

現在放送・配信中のTVアニメ『戦国妖狐 世直し姉弟編』のメインキャストによるステージイベントは、たま役・高田憂希がパーソナリティを務めるWEBラジオ「たまの世直しラジオ!」出張版として行われた。放送開始後に揃うのは初という3人。イベントの冒頭では「ラジオには斉藤さんは来ていただいたということでね、あら?いつか木村さんにも」と笑いを誘う高田に、木村は「なんで俺行ってないんだよ!(作品に)出てるよね?(笑)」とアピールした。本作は11話までが放送されており、相関図を見ながらキャラクターの関係性を語るが、斉藤は「先行上映会でも相関図を出していただいて、『言えることは少ないですよね』(と言っていた)」と振り返った。

映像を見ながら「収録中はここまで仕上がってないから、完パケを見るのが楽しみ」と感慨深げな木村。続けて、斉藤演じる迅火の“色っぽいシーン”が上映されると、斉藤は「最初は台本上にはなくて、テストの時にやったのを『おもしろかったからもう一回やってください』と言っていただいた」と裏話を披露した。さらに「原作情報をなるべく入れずに収録していたから、台本を読んでいて『嘘でしょ』」と思うシーンもあったという木村。斉藤は「良平さん、一番楽しんでますもんね」といい、木村は「音響監督がぽろっとネタバレしようとしたら怒るから」と笑った。

第7話の本編シーン映像が上映されると画面に見入る3人だが、「このイベントの演出上、見ながらしゃべってくださいって言っていただいているんですけど、無理」という斉藤に、木村は「静かにしてもらっていい?」と笑いを誘った。また、「7話の迅火のシーンは何回もトライして、いろんなパターンを試したんですけど、最後に『1回自分が思うようにやってみていいですか?』といったテイクを使ってくれていた」と振り返る斉藤は、「良平さんが連絡をくれて『俺はあそこで自分がやりたいようにチャレンジしたのはすごいよかったと思う。あとこの3人で収録できて今年一、ゾクゾクしたかもしれない』って」とエピソードを披露。これに木村は「そんなこと言ってないし!」と立ち上がったものの、斉藤は「じゃ、あとでスクショ出しますよ?」といい、会場は大きな拍手に包まれた。

最後に木村は「『戦国妖狐』は力のある作品です。原作の良さを引き出せるアニメーションになっていると思っています。僕もみなさんと同じ目線で楽しんでいます」、斉藤は「いち原作ファンの自分がいろんなご縁がつながって迅火の声を担当させていただけて、こんなに素晴らしいクオリティのアニメーションで、毎週楽しみながら拝見しています。1話1話、魂を込めて作っていますのでオンエアでお楽しみください」、高田は「スタッフさんの熱量も関わるキャストさんの熱量も、みなさんのお声もたくさんいただいていて、ラジオをやりながらたくさんの感想メールをいただきながら毎週一緒に楽しみにしながら見れるのがうれしいです。ぜひ一緒にこれからも盛り上げていただければうれしいです」とメッセージを送った。

【提供写真、文/編集部】

「AnimeJapan 2024」は2024年3月23日(土)~24日(日)に東京ビッグサイト 東展示棟1-8ホールで開催