犯人よりも危険なのは“彼女”だった―イザベル・ユペール主演『エル ELLE』が満席続出の大ヒットスタートを切った。

『氷の微笑』のポール・ヴァーホーヴェン監督が、フランスの至宝イザベル・ユペールを主演に迎えて放つ異色のサスペンスである本作。フランス映画にしてアカデミー賞主演女優賞ノミネートも果たした話題作で世界を驚愕させたヒロインを演じるのはイザベル・ユペール。錚々たる巨匠たちと仕事を重ねてきたイザベル・ユペールの長い女優キャリアの中でも「最高峰の素晴らしい演技」と評価されている。ポール・ヴァーホーヴェン監督によって刺激的でアブノーマルな才能が互いを高め合い、世界初の気品あふれる変態ムービーにして異色のサスペンスが誕生した。

8月25日(金)に日本公開を迎えた本作。全国13館規模での公開ながら、週末3日間で観客動員数11,348名、興行収入1,508万4,500円をあげる大ヒットスタートとなった。客層は男女比6:4と男性がやや多く、20代からシニアまでの幅広い層を集客している。また、メイン館のTOHOシネマズシャンテでは、初日の金曜から2回の満席が出るなど高稼働し、土日も10回中8回が満席となる盛況ぶりだ。他にもTOHOシネマズ六本木ヒルズやTOHOシネマズららぽーと横浜、大阪ステーションシティシネマ、京都シネマ、KBCシネマなどでも満席が続出し、初日から3日間で全国計24回の満席が出るなど大盛況となった。

劇場公開前には試写で作品を鑑賞した著名人たちから「品格と美しさを感じさせる映画」「身の毛がよだつほど知的で洗練された最高の作品」「これが映画だろ!」といった絶賛コメントが届いていたが、公開後はSNSで、映画を鑑賞した人たちから「演出も演技も圧倒的」「虜になってしまった」「なんかすごいもの観てしまった」「不穏なのにめっちゃ笑えてすごい」などのコメントが寄せられている。

映画『エル ELLE』は全国で公開中!
監督:ポール・ヴァーホーヴェン
原作:フィリップ・ディジャン「エル ELLE」(ハヤカワ文庫)
出演 :イザベル・ユペール、ロラン・ラフィット、アンヌ・コンシニ、シャルル・ベルリング、ヴィルジニー・エフィラ 、ジョナ・ブロケ
配給:ギャガ
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