松居大悟監督最新作『アイスと雨音』が第30回東京国際映画祭に出品されることが決定し、併せて特報映像が解禁された。

本作は、テレビ東京ドラマ24「バイプレイヤーズ～もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら～」のメイン監督を務めた松居大悟監督による最新作。現実と虚構、映画と演劇の狭間に立たされ、小さな町でもがいて生きる若者たち。オーディションで選ばれ、初舞台に意気込む6人の少年少女たちだが、その舞台は突如中止となってしまう。そんな中、ひとりの少女が「ねぇ、稽古しようよ」と言い放つ。真っすぐな才能たちが集結し、全力で描いた青春映画に仕上げた。“現実と虚構”“映画と演劇”の狭間でもがく若者たちの１か月間を、74分ワンカットで描いた青春譚。

今回、本作の特報映像が解禁された。画面に映るされるのは、初舞台に意気込んでいる中、突如舞台の中止を告げられる6人の少年少女たち。疑問を発する者、憤る者、理解が追いつかない者、ただ立ち尽くす者。オーディションで選ばれた若者たちは、そこで何を見て、何を生きたか―。

併せて、本作が第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に選出された。日本映画スプラッシュ部門は、日本のインディペンデント映画から、とりわけ個性が強く、独創性とチャレンジ精神に溢れる作品などが選ばれ、海外への飛躍が強く意識された部門。