パトリック・シュワルツェネッガー

『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~』のジャパンプレミアが4月19日(木)に新宿ピカデリーで行われ、パトリック・シュワルツェネッガーが登壇した。

本作で、ベラ・ソーン演じる主人公ケイティと急速に惹かれあう、怪我によって夢を諦めてしまった水泳部のチャーリーを演じたパトリック・シュワルツェネッガー。アーノルド・シュワルツェネッガーを父に持つパトリックは、今回が映画のプロモーションで初来日となった。

映画のプロモーション以外を含めると今回が3度目の来日となるパトリックは、「はじめまして!パトリック・シュワルツェネッガーです」と日本語で挨拶。今回、日本の映画をリメイクした作品に出演したことについて「ファンが多い作品のアメリカ版を持ってここに来れたことが幸せです」と笑顔で語った。さらに、「自分の作品を持って、みなさんに見てもらえることは嬉しい。今回は新しい発見があってワクワクしています。また、作品を持って日本に来ることができたら嬉しいです」と早くも次回作での来日を期待させた。

本作ではベラ・ソーンと初共演となったが、ベラについては「美しく才能がある方。一緒に撮影ができて楽しかった。本当は一緒に来たかったと思います」とベラの気持ちを代弁する場面もあった。また、父親である世界的に有名な俳優アーノルド・シュワルツェネッガーからは、「やりたいことに目標を定めて、日々精進してそれに向かう事が大事だ」とアドバイスされたことを明かした。

さらに、前日には本作のオリジナルとなった『タイヨウのうた』で主演のYUIとも会ったといい、「とても素敵な方でした。いつかまたパフォーマンスを見に来たい」とYUIのパフォーマンスに興味津々の様子を見せた。

また、イベントでは日本の文化に触れつつ、本作のヒット祈願を行うということで、パトリックが書道にチャレンジ。ステージ上で“パトリック”という文字を見本を見ながら書いたところ、そのあまりのうまさに観客からも大きな声援が寄せられた。

さらに観客からの質問に直接答えることになり、“日本での観光は?”という質問に「2年前に京都を訪れました。美しい街で自転車に乗りました。新幹線で行ったことがいい経験でした」と明かし、さらに今後チャレンジしたいことについては「これからやりたいことは映画です。映画を撮って、日本に帰ってくることが大事です」とファンの気持ちに応えるコメントを寄せた。

最後に観客とともに行われたフォトセッションでは、パトリック自らの希望で観客と同じひまわりを持ち、「日本が大好きです。また戻ってきたいです」とコメント。去り際には「I'll Be Back!」と、父アーノルド・シュワルツェネッガーの『ターミネーター』での決め台詞を披露し、会場からは大歓声が寄せられた。

YUI主演『タイヨウのうた』がハリウッドで新たなラブストーリーとして生まれ変わった。太陽の光にあたることができず夜しか外出できないケイティと、怪我によって夢を諦めてしまった水泳部のチャーリーは、彼女の歌をきっかけに出会い、急速に惹かれあう。17歳の初恋の甘酸っぱさと、傷ついた心を支え合う絆の強さ―、そしてこの小さな恋を大切に守ろうとする家族や友人たちの愛の深さは「本気の恋」とは何かを語りかけてくる。主人公ケイティをディズニー・チャンネルのドラマシリーズ「シェキラ!」のベラ・ソーン、恋に落ちていくチャーリーを、メジャー映画への出演は今回が初めてとなるアーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガーが演じる。

【取材・写真・文/編集部】

パトリック・シュワルツェネッガー

パトリック・シュワルツェネッガー

パトリック・シュワルツェネッガー

パトリック・シュワルツェネッガー

パトリック・シュワルツェネッガー


映画『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~』は2018年5月11日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開!
監督:スコット・スピアー
出演:ベラ・ソーン、パトリック・シュワルツェネッガー、ロブ・リグル、クイン・シェパード、ケン・トレンブレット
配給:パルコ
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