オリヴィア・ワイルド初監督作品『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』の本編映像が解禁された。

女優オリヴィア・ワイルドの監督デビュー作である本作。ヒロインのエイミーとモリーをとびきりチャーミングに演じ一躍ブレイクを果たしたのは、俳優ジョナ・ヒルの妹で、本作でゴールデングローブ賞コメディ・ミュージカル部門主演女優賞にノミネートされたビーニー・フェルドスタインと、実力派ケイトリン・デヴァー。監督のオリヴィアも、本作が評価され、次回作にメジャースタジオ配給で、アトランタ五輪女子体操選手の実話の映画化を控えるなど、近年活躍の目覚ましい女性監督の筆頭に躍り出た。

何がなんでも、みんなの人気者ニックの叔母の家で開かれているイケイケなAプラスの卒業パーティーに参加したい主人公のひとりモリー(ビーニー・フェルドスタイン)だが、呼ばれてもいないので、会場すらわからない・・・。途方に暮れていたところに会場の情報が入り、すかさずライドシェアのリフトを呼んで!と親友のエイミー(ケイトリン・デヴァー)にお願いするが、お疲れ気味のエイミーから「1人で行って」と冷たく突き放されてしまう。

雲行きが怪しくなるかと思いきや、モリーが突如「“マララ”」と謎の言葉を口にする。エイミーがぎょっとした表情で、空気が一変。何を隠そう、この言葉は発動されると絶対に従わなくてはいけない2人だけの合言葉なのだ。しかも発動するのは年に一度くらい。この言葉が意味するモリーの気持ちの重みを即座に受け止めたエイミーは無条件で納得、天に向かって拳を力強く突き上げ「マララ」と復唱、一気にテンションをあげてリフトを待つことに。果たして、お目当てのパーティーに無事たどり着けるのか?

この呪文のような「マララ」という言葉は、パキスタンの人権運動家で最年少でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイにちなんでいる。そして合言葉の張本人、マララもなんと合言葉の「マララ!」と Twitterの動画でコメント!(『ベイルート』(18)などのパキスタン人俳優アドナン・マリクがTwitterに投稿した動画で「Booksmartで僕のお気に入りは・・・」と語るアドナンに続き、隣の本人が「マララ!」とコメント!)。

それを知ったビーニー・フェルドスタイン、ケイトリン・デヴァー、監督のオリヴィア・ワイルドも興奮して大盛り上がりで、一連のやりとりは、カナダの情報番組 「Breakfast Television」などで報じられ、話題となった。

主人公のモリーは史上最年少で最高裁判事になることを将来の目標とし、エイミーは夏の間はボツワナで女性支援の活動に従事するなど社会貢献に意識的な2人。そんな2人にぴったりな最高の合言葉「マララ!」。自分たちの力でパワフルに未来を切り拓いていくガールズパワーに、きっとあなたも勇気をもらえるはず!この夏の合言葉は「マララ!」に決まり!本作の続報にぜひご期待ください。

本編映像

映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』は2020年8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開!
監督:オリヴィア・ワイルド
出演:ケイトリン・デヴァー、ビーニー・フェルドスタイン、ジェシカ・ウィリアムズ、リサ・クドロー、ウィル・フォーテ、ジェイソン・サダイキス、ビリー・ロード、ダイアナ・シルバーズ、モリー・ゴードン、ノア・ガルビン、オースティン・クルート、ヴィクトリア・ルエスガ、エデゥアルド・フランコ、ニコ・ヒラガ、メイソン・グッディング
配給:ロングライド
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