驚きの結末が待ち受ける衝撃のクライム・サスペンス『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』の“シークレットキャスト”が解禁された。

2010年「さよならドビュッシー」で、このミステリーがすごい!大賞を受賞して作家デビューし、“どんでん返しの帝王”の異名を取り、数々のミステリー小説を世に送り出す作家・中山七里のクライム・サスペンス小説「ドクター・デスの遺産」を実写映画化した本作。主演に『新宿スワン』『楽園』など数多くの作品で幅広い役柄を演じ分けるカメレオン俳優・綾野剛。主人公の警視庁捜査一課の敏腕刑事・犬養隼人を演じる。共演には『謎解きはディナーのあとで』『スマホを落としただけなのに』などドラマ・映画・CMと多岐に渡り活躍する北川景子。綾野演じる犬養のバディである冷静沈着な女性刑事・高千穂明日香を演じる。

これまでに解禁されたポスタービジュアル、予告編の中で名前が伏せられているキャストが一体誰なのかと公開前から盛り上がりを見せていた本作。今回、これまで名前が伏せられていた出演者情報が解禁された。出演が明らかになったのは柄本明、木村佳乃の2人。9月に最終回を迎えた「半沢直樹」で“ラスボス”と称された箕部幹事長を怪演した名優・柄本明が演じるのはホームレスの男・寺町亘輝。そして、ドラマや映画と多方面で活躍する木村が演じるのは養鶏場で働く雛森めぐみ。

犬養(綾野剛)&高千穂(北川景子)の警視庁捜査一課No.1コンビがドクター・デスの正体が掴めない中で、捜査線上に挙がったのが寺町と雛森。そして、併せて解禁された映像では、寺町と雛森が取り調べを受ける、2人の怪演を捉えている。犬養を挑発し不気味に泣き出す寺町に、自身の潔白を主張する雛森といずれも迫真の演技で観る者を圧倒する演技を繰り広げている。その場にいるだけで観るものに緊迫感を与える柄本の存在、歪な感情表現で不安を煽る木村の演技はまさに怪演と呼ぶに相応しく、百戦錬磨のベテランが本作を支えている。

深川監督は「お二人とも本当か嘘かわからない演技をする人だという印象がありました」と2人の印象について語り、「2人とも共通することが、叩いてみないと分からない楽器です。僕に狙いがあって演出するのですが、狙った音がなるとは限らない。そういう役者だと感じています。もちろん僕はそういう楽器が大好きですけど」と絶賛のコメントを寄せている。

雛森を演じた木村は「私は、根っからのサスペンスホラー好きなので、雛森の様な役柄を頂くと戦慄が走ります!今回は、メイクに随分助けられました!あるシーンで雛森は顔全体に染みをかき、眼を落ち窪ませて…そして あるシーンでは、不気味な感じを出す為、黒目を大きくさせてます」とコメントしているように、雛森を演じるにあたってシーンによってメイクを使い分けたという徹底した役作りを見せている。

特別映像

映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』は全国で公開中!
監督:深川栄洋
出演:綾野剛、北川景子、岡田健史、前野朋哉、青山美郷、石黒賢
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2020「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」製作委員会