50万部の大ヒット恋愛小説を映像化したNetflix映画『桜のような僕の恋人』の特別映像が解禁された。

2017年に発売され、泣ける恋愛小説として話題となり、発行部数60万部を突破した宇山佳佑著のベストセラー小説『桜のような僕の恋人』(集英社文庫刊)を映画化。かねてより原作ファンを公言している中島健人が主人公・朝倉晴人役、有明美咲役を松本穂香が演じる。美容師の美咲(松本穂香)に恋をした晴人(中島健人)は、勇気を出して彼女をデートに誘う。目標に向かって頑張る美咲にふさわしい人間になるべく、諦めかけていたカメラマンへの夢を叶えるため再びカメラと向き合うことを決意する。しかし、美咲は「人の何十倍も早く老いていく」という難病を発症する。好きな人と同じ速度で歳月を重ねることができない、という現実を前に晴人と美咲が出した“2人の歩み方”とは…。

今回解禁された特別映像では、原作ファンとして熱い想いで主演を演じた中島健人と、難病に冒されてしまうヒロイン役を演じた松本穂香が、どのようにして自分の役と向き合ったのかを語っている。「本当に自分の中では運命的な出会い」と語るのは晴人を演じた主演・中島健人。中島は読書好きでも知られ、書店巡りをしている最中に出会ったのが本作という。動画では、「僕自身が大ファンであった『桜のような僕の恋人』の実写映画に出演させていただいていることが、人生で1番ラッキーな瞬間かもと思いました」と原作ファンとしてオファーがきた喜びを明かしている。

晴人が恋をするヒロイン“美咲”演じる松本穂香は、本作で“人の何十倍もの速さで老いていく”難病に冒される難しい役を演じているが、「最初はキラキラしたところから始まるんですけど、早老症と言う病気にかかってしまい、心は20代の女の子なんだけど、見た目は90歳になってしまって、演じていても辛いところではありました。晴人くんと出会って、夢を目指している2人なので一緒にいると全部が良い方向に開いていくような、そういう存在だったと思います」と本作で演じた苦労とともに晴人と美咲の関係を語っている。

さらに中島は「恋愛って人を強くしますよね。この作品によって今まで泣けないことも多かった自分が、こんなにいい涙に出会えるなんて」と晴人が美咲を想って流した涙を振り返り、中島自身も俳優としての新境地を築いたといえる。そして、深川栄洋監督は「誰もが経験したことがあるような人を愛する物語で、全世代の鑑賞に堪えるというか、僕ら歳をとった45歳は響きあうし、もっと上の先輩は若さに涙する」と語り、ヒューマンドラマからサスペンスまで幅広い作品を作り上げてきた監督が、新たに世代を超えて誰しもの“心”に寄り添う作品を作り上げた。

特別映像

Netflix映画『桜のような僕の恋人』は2022年3月24日(木)よりNetflixにて全世界同時配信!
監督:深川栄洋
出演:中島健人、松本穂香、永山絢斗、桜井ユキ、栁俊太郎、若月佑美、要潤、眞島秀和、モロ師岡/及川光博