広瀬すず主演映画『水は海に向かって流れる』の広瀬すずと猫のムーのツーショット場面写真とオフショットが解禁された。

田島列島がユーモラスかつセンシティブな独特の筆致で描くのは、26歳のOL榊さんと高校生の直達を中心に、曲者揃いのシェアハウスの面々の想定外の日々を綴った、家族の元を離れて始まる、家族の物語。主人公・榊千紗を演じるのは『流浪の月』での好演の高い評価が記憶に新しい、広瀬すず。映画にドラマ、作品を重ねるごとに飛躍してきた広瀬が、クールで感情を表に出さない大人の女性を繊細に演じ、新たなステージに挑む。監督は、『そして、バトンは渡された』『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』など、心潤す数々の群像劇を世に送り出してきた前田哲。人と人との向き合う過程を優しく描き、心の揺れ動きや溢れ出る感情を丁寧に映し出す。

今回解禁されたのは、広瀬すず演じるいつも不機嫌なOL・榊さんと飼い猫のミスター・ムーンライト(通称:ムー)を捉えた場面写真と撮影現場でのオフショット。広瀬が飼い猫ムーの頭を優しい顔つきで撫で、そんなムーは気持ちよさそうな顔つきで満足気。オフショットでも広瀬がムーを抱き上げ、にっこりショットを披露している。こんなに可愛さが溢れ、幸福感が漂う写真を見たことがあるだろうかと思わせるほど、見た者の頬がつい緩んでしまうような最強ツーショットだ。

“いつも不機嫌で笑わないOL”の榊さんも、ムーを目の前につい本音を呟いてしまうほど心を許し、素直になれる重要な存在となっているムー。ムーは直達(大西利空)と楓(當真あみ)を繋げたキーキャラクターでもあるが、ムーがいるところに人が集まるように、シェアハウスの住人たちを繋げる大切な住人でもある。みんなに愛され可愛さ溢れるムーを見ていれば、劇中では笑わない役柄の広瀬も満面の笑みを浮かべてしまうのも納得だ。

『水は海に向かって流れる』は2023年6月9日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開
監督:前田哲
出演:広瀬すず
大西利空、高良健吾、當真あみ/勝村政信
北村有起哉、坂井真紀、生瀬勝久
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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