『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』の公開記念舞台挨拶が7月1日(土)に丸の内ピカデリーで行われ、北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、高杉真宙、高良健吾、間宮祥太朗、吉沢亮、英勉監督が登壇した。

週刊少年マガジンで連載され、累計発行部数が7,000万部(2023年3月時点)を超えているコミックス「東京卍リベンジャーズ」。2021年に劇場公開された映画『東京リベンジャーズ』は主人公・タケミチを演じる北村匠海をはじめ、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮といった全員が人気、実力ともに申し分のないオールスターキャストが集結したことでも話題となり、興行収入45億円、観客動員数335万人を記録、2021年劇場用実写映画No.1の大ヒット作となった。そして、『東京リベンジャーズ2』では前後編2部作で「血のハロウィン編」を描く。

冒頭では「公開できたことを感謝しています」と挨拶した北村は「これだけの仲間たちがステージに集まってくれました。感謝していますし、胸が熱い思いです」と感慨深げな様子を見せた。山田も「ありがとうございますしか出てこない。感謝です」と言葉を噛み締めた。

本作では初めての舞台挨拶となる高良は「これだけファンがいる作品に出れてうれしいです。これだけウチワがある舞台挨拶は初めてで、やっぱ自分のはないな」と笑いを誘った。その高良とは本作で兄弟役を演じる吉沢だが「マイキーとしては兄貴の存在は1の時から言葉で出てきたりしていて」と話し、「ワクワクしていたんですけど、現場で会えなくて寂しいですと、後日ご飯を食べながら話していました」と明かした。一方で高良も「吉沢くんのことは好きですし、意識してやっています」と語った。

撮影現場では、その熱量の高さから「カットが聞こえない(笑)ずっと言わないとカットにならない」と明かす英監督。北村も「段取りからトップスピードでやっていて。マイキーとタケミチのシーンはお互いの相乗効果なんです。段取りでできると本番もっとやれるという気持ちになれる。だからみんな最速のスピードで休むようなことはなかった」と明かした。その現場の様子について、山田は「(吉沢は)合間もずっとマイキーの目でした」と振り返った。

そんな中で、この日の朝メイクをしていた間宮の元に、山田が「黒いマニキュアって持ってない?」と話しかけてきたそうで、その理由について「北村匠海くんがライブでマニキュア塗ってるのカッコいいなと思って、僕も真似したいなと思って」と明かす山田は「まさかバレるとは」と照れ笑いを浮かべた。

今回、キャスト陣が勢ぞろいしている舞台挨拶に改めて「ありがとうございました。すげー青春だったなという感じがしていて。役者人生でいろいろなターニングポイントがあって、その都度同世代の役者との出会いがある」と話す北村は「自分が主演という立場でこれだけ誇れる仲間たちが一緒に作品に向き合ってくれて、一緒に戦って、結果的に大ヒットという形を取れて」と感慨深げな様子を見せた。さらに「多くの仲間を見つけることができた。また会いたいなって思います。ずっと役者仲間として映画やドラマを作り上げていきたい」と熱く語った。

山田も「またどこかで誰かと一緒にやりたい」と共感しており、吉沢は「公開もどうなるのかと不安な思いもあったと思うんですけど、実際公開できるとなって、改めてみんなで会っても、普段と変わらなに各々が楽しそうにやっている感じが、このチームは強いんだなと改めて思いました。多分ここにいるみなさんは今後別の形でもお会いできそうな方々だと思いますし、会いたいと思うみなさんなので、今後ともよろしくお願いします」と語った。

最後に北村は「自分を恨むような時間もあったんですけど、公開を待ってくれる人たちが全てで、みなさまにこの映画を純粋に見て欲しいという思いで、今日までやってこれたと思います。きっとこのメンバーでステージに立つことは最後だと思っているんですが、寂しさもありつつ、このステージに立っていない仲間も含めて僕たちがこの映画に費やした時間に嘘はないし、マジでがんばりました。これからも『東京リベンジャーズ』という作品を愛していただけたらうれしいです」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命/決戦-』は公開中
監督:英勉
出演:北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗/永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙/間宮祥太朗/吉沢亮
配給:ワーナー・ブラザース映画
©和久井健/講談社
©2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会