ドラマ『何曜日に生まれたの』の制作発表会見が7月16日(日)に都内で行われ、飯豊まりえ、溝端淳平、早見あかり、シシド・カフカ、陣内孝則、野島伸司(脚本)、水晶玉子(占術研究家)が登壇した。

ABCテレビが日曜22時に全国ネットで送る新ドラマ枠の第二弾は「愛しあってるかい!」「101回目のプロポーズ」「ひとつ屋根の下」など日本を代表する名作を数々生み出してきた脚本家・野島伸司が、地上波連続ドラマとしては5年ぶりのオリジナル脚本となる『何曜日に生まれたの』。プライム帯連続ドラマ初主演の飯豊まりえが演じるのはある事件をきっかけに引きこもりになってしまった主人公・黒目すい。主人公すいに興味を持ち、クセと謎にあふれた人気作家・公文竜炎役に溝端淳平、そんな公文と奇妙な同居生活を送るカメラマンの来栖芽衣役に早見あかり、芽衣の姉でもあり、敏腕女編集長・来栖久美役にシシド・カフカ、そして、主人公の父親で売れない漫画家・黒目丈治役に陣内孝則を迎え、豪華キャストが出演する。謎が謎を呼ぶジェットコースターストーリー『何曜日に生まれたの』は8月6日(日)22時放送開始。

「高校生時代の描写と現代の世界観が交じり合うので展開がおもしろいと思いました」という飯豊は、その撮影について「学園ドラマを撮っている気分になったくらい」と明かした。また、キャラクター同士の関係性についても「一筋縄ではいかない」と期待を高めた。溝端は「出てくるキャラクターがすごく愛すべきキャラクター」といい、「野島さんの本を見て新しい言葉や今の時代を知ることが多い。新しいものを新しい世代に見せたいという思いをすごく感じます」と野島の脚本について触れ、「プレッシャーと楽しみがこんなに表裏一体で台本を読むのはなかなかない経験」と明かした。

姉妹役を演じる早見とシシドだが「眉毛と鼻の形が似ているんじゃないか」と2人で話していたという早見。そんな早見についてシシドは「快活な方。役が早見さんに合っている」と笑顔を見せた。

野島の脚本については「会話の始まりのきっかけをいただいて、新しい刺激というか、こうやって人と対話していけばいいんだと」と新たな発見があったという飯豊は「野島さんが書かれる言葉が魔法みたいで、どうやってそういう言葉が生まれるんだろうと」とコメントした。

本作について「久々に実写をやる」という野島は「僕が感じたのは、想像していた大学生活を送れなくて退学をしてしまったり、引きこもりになってしまったり、若い世代がずっと引っかかっていたので、キラキラした青春を送れなかった子に寄り添おうかなというのが最初」と語った。また、飯豊は「野島さんが書いてくださったヒントの中ですくいあげられたらいいなと思い演じさせていただいています」と語った。

さらに、占術研究家の水晶玉子が登壇し、生まれた曜日にちなんだ曜日占いを実施。飯豊と野島が月曜日、陣内が火曜日、溝端が水曜日、早見が金曜日、シシドが日曜日生まれということで、この夏の最強運勢をランキングで披露。1位となった日曜日生まれのシシドは“この時期は派手になればなるほど運気があがる”というアドバイスを受けて「派手に見られがちなんですが地味なんです」と笑いを誘い、「派手にやります、がんばります」と意気込んだ。

【写真・文/編集部】

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『何曜日に生まれたの』はABCテレビ・テレビ朝日系全国ネットで8月6日(日)22時放送開始
出演:飯豊まりえ、溝端淳平
井上祐貴、YU、若月佑美、片山友希、濱正悟
早見あかり、シシド・カフカ、陣内孝則 ほか