台湾映画『月老(ユエラオ)(原題)』が『赤い糸 輪廻のひみつ』の邦題で12月22日(金)に公開されることが決定し、併せて本作の特別先行上映にギデンズ・コー監督の来日が決定した。

『あの頃、君を追いかけた』(11)から10年——台湾稀代のヒットメーカーギデンズ・コーが本作で描くのは、台湾で一番身近な神様“月老(ユエラオ)”と輪廻転生をモチーフにした摩訶不思議な死後の世界。そこに、お得意の一途でピュアなラブストーリーを掛け合わせ、楽しくも胸を打つ、唯一無二の純愛冥界ファンタジーが誕生した。全編に散りばめられたギデンズの日本サブカル愛や人間と犬の絆も見逃せない。

孝綸(シャオルン)と小咪(シャオミー)を演じるのは、台湾を代表する2大青春映画『あの頃、君を追いかけた』(11)と『私の少女時代』(15)で主人公を演じたクー・チェンドンとビビアン・ソン。さらにピンキーを演じるのは、『返校言葉が消えた日』(19)『僕と幽霊が家族になった件』(23)等の話題作への出演が相次ぐ台湾若手トップ俳優のワン・ジン。本国ではコロナ禍の行動制限を伴う2021年秋に公開されたにもかかわらず、2022年台湾映画興行収入トップの『呪詛』(22)や『エターナルズ』(21)を超える、興収2億6千万台湾ドル以上のメガヒットを遂げた。

落雷で命を落とし冥界に連れてこられた孝綸(シャオルン)は、同じく冥界にやってきたピンキーとともに、“月老(ユエラオ)(運命の相手を赤い糸で結び付ける台湾の縁結びの神様「月下老人」の略称)”として現世で人々の縁結びをすることになる。ある日、ふたりの前に1頭の犬が現れ、孝綸は失っていた生前の記憶を取り戻す。それは初恋の相手・小咪(シャオミー)との、果たせぬままに終わってしまった“ある約束”だった。

また、公開に先駆けて、10月13日(金)より行われる「TAIWAN MOVIE WEEK」にて本作が特別先行上映されることも決定し、ギデンズ・コー監督が来日し、トークショーに登壇することが決定した。

ギデンズ・コー監督

ギデンズ・コー監督トークショー付き上映イベント
開催日時:2023年10月13日(金)15:00~15:30 トークショー、15:35~17:43 上映
開催場所:ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場 スクリーン5
参加方法: 事前応募ページより申し込み
登壇者:ギデンズ・コー監督、伊藤さとり(映画パーソナリティ)

『赤い糸 輪廻のひみつ』は2023年12月22日(金)よりシネマート新宿・シネマート心斎橋ほかで公開
監督・脚本:ギデンズ・コー
出演:クー・チェンドン、ビビアン・ソン、ワン・ジン
配給:台湾映画社、台湾映画同好会
©2023 MACHI XCELSIOR STUDIOS ALL RIGHTS RESERVED.