長編部門


作品紹介
長編部門
長編映画制作4本以内の監督によって撮影・編集された70分以上の作品
 『三尺魂』

長編部門『三尺魂』
©三尺魂2017

人生って打上花火のようなもの?時を超えて展開する涙の人間模様
巨大な花火を使った集団自殺のため集まった4人の男女。だが何故か爆発の度に集合前の時間に戻ってしまう。メンバーの一人が未来ある女子高生なのが原因と考えた残りの3人は、彼女に自殺をやめるよう説得するが・・・。

監督:加藤悦生
出演:村上穂乃佳、木ノ本嶺浩、辻しのぶ、津田寛治
2017年/日本/93分
〔映〕19日(水)10:30、〔多〕22日(土)14:30

レビュー

 『殺し屋狂騒曲』

長編部門『殺し屋狂騒曲』
©Agat Films & Cie, Seppia, Orange Studio, HK Productions, Artémis Productions and BCOH 2016

拾った携帯にかかってきたのは殺しの依頼!?アルメニア発クライム・コメディ
クラリネット奏者のアリクは、ある事件がもとで楽団の資金繰りに奔走していた。ある日、拾った携帯にかかってきた電話に従うと、そこには札束と、一丁の銃が。さらに謎の美女が彼に話しかけてきた。

監督:レヴォン・ミナスィアン
出演:サンヴェル・タテヴォスィアン、マリア・アフメトジャノワ、ヴレジュ・ハコビアン、ルドルフ・ゲヴォンディアン、アルマン・ナヴァルサディアン、アラム・カラハニアン、マヌク・ハフヴェルディアン、ムクルティチ・アルズマニアン
2016年/フランス、アルメニア、ベルギー/92分
〔映〕16日(日)17:00、〔多〕19日(水)11:00

レビュー

 『中国のゴッホ』

長編部門『中国のゴッホ』
©YU Haibo

ゴッホの複製画を描くことに人生を捧げる中国人の男を追ったドキュメンタリー
複製画制作で世界の半分以上のシェアを誇る油絵の街・ダーフェン。ジャオ・シャオヨンは独学で絵を学び、20年もの間ゴッホのレプリカを描いてきた。しかし、本物のゴッホの絵を観たいという夢は諦めていなかった。

監督:ハイボー・ユウ、キキ・ティエンチー・ユウ
2016年/中国、オランダ/80分
〔映〕22日(土)17:00、〔多〕18日(火)11:00

 『ひかりのたび』

長編部門『ひかりのたび』
©2017「ひかりのたび」制作委員会

モノクロの映像に射す、断絶した父娘を繋ぐ一筋の“ひかり”とは
不動産業を営む植田は、4年前にやって来た六条町の土地を次々と外国人に売っていた。父の仕事の影響で転校続きだった娘・奈々は、最も長く住んだこの町で暮らし続けたいと思っていたのだが・・・。

監督:澤田サンダー
出演:志田彩良、高川裕也、瑛蓮、杉山ひこひこ、萩原利久、鳴神綾香、山田真歩、浜田晃
2017年/日本/91分
〔映〕20日(木)10:30、〔多〕17日(月・祝)17:30

 『愛せない息子』

長編部門『愛せない息子』
©Norsk Filmdistribusjon / Motlys

異国から来た養子の息子。男に父性という名の愛情は生まれるのか?
妻を亡くしたばかりのヒェーティルは、妻が生きていた頃に迎えた養子のダニエルが一向に懐いてくれず手を焼いていた。そこで、ダニエルの実母を探すため、二人でコロンビアへと向かうことにする。

監督:アーリル・アンドレーセン
出演:クリストッフェル・ヨーネル、クリストッフェル・ベック、マーロン・モレノ、エレン・ドリット・ペーテシェン
2017年/ノルウェー/103分
〔映〕17日(月・祝)14:00、〔多〕20日(木)17:30

 『ジャン=ピエールとナタリー』

長編部門『ジャン=ピエールとナタリー』
©Jair Sfez

『最強のふたり』のフランソワ・クリュゼ主演。巡り合いが生んだ温かな絆
長年たった一人で田舎の医療に取り組んできたジャン=ピエールは、ある日自身が脳腫瘍であることを知る。自分の代わりは誰にも務まらないと自負してきた彼だったが、仕方なく代理の医師を雇うことを受け入れる。

監督:トマ・リルティ
出演:フランソワ・クリュゼ、マリアンヌ・ドニクール、イザベル・サドヤン、フェリックス・モアティ、クリストフ・オダン、パトリック・デカン、ガイ・フォシェ、マルゴー・ファーブル、ジュリアン・ルーカス
2016年/フランス/102分
〔映〕16日(日)14:00、〔多〕20日(木)11:00

 『リトル・ハーバー』

長編部門『リトル・ハーバー』
©Iveta Grófová

愛に飢えた少女と、愛に縛られた少年。悲しみの連鎖の中に映る、微かな希望
祖母を失い、奔放な母に置き去りにされてしまった10歳のヤルカは、駅で見知らぬ女から双子の赤ん坊を押し付けられる。ヤルカは過保護な親に束縛されている友達の少年と二人きりで双子を育てようとする。

監督:イヴェタ・グローフォヴァー
出演:ヴァネッサ・サムヘロヴァー、マトゥーシュ・バチシン、カタリーナ・カメンツォヴァー、ヨハンナ・テサジョヴァー、ゾルターン・シュナイデル、アーギ・グビク、マルティナ・シュリューコヴァー
2017年/スロヴァキア、チェコ/85分
〔映〕16日(日)10:30、〔多〕19日(水)17:30

レビュー

 『Noise』

長編部門『Noise』
©2017「Noise」製作委員会

傷つき、傷つけ合う者たち―。混沌の街に、現代の日本が浮かび上がる群像劇
秋葉原無差別殺傷事件から8年。事件で母親を殺された地下アイドル、家出して秋葉原で生きようとする女子高生、日々の苛立ちを秋葉原の街にぶつける配達員の青年。それぞれが皆、この街で苦悩し葛藤していた。

監督:松本優作
出演:篠崎こころ、安城うらら、鈴木宏侑、岸建太朗、仁科貴、小橋賢児、布施博
2017年/日本/124分
〔映〕19日(水)17:00、〔多〕22日(土)11:00

レビュー

 『父の足あと』

長編部門『父の足あと』
©Jolefilm s.r.l.

父の背中が教えてくれた―。壮大な自然を舞台に描かれる少年の成長
1950年代。北イタリアの小さな山村で、凶暴な熊に家畜が襲われる事件が発生する。村の鼻つまみ者の男が、名誉挽回のため熊を仕留めに山に入る。それを知った息子のドメニコも、父の後を追って山に向かう。

監督:マルコ・セガート
出演:レオナルド・メイソン、マルコ・パオリーニ、ルチア・マッシノ、パオロ・ピエルボン
2016年/イタリア/92分
〔映〕22日(土)14:00、〔多〕18日(火)17:30

 『喪が明ける日に』

長編部門『喪が明ける日に』
©Moshe Mishali

喪の最終日とその翌日の二日間。息子を失った夫婦の悲嘆と再生を描く感動作
ユダヤ教の喪「シヴァ」。息子を亡くしたエヤルとヴィッキー夫妻が、その最後の日を迎える。妻は早く夫に日常の生活に戻ってもらいたいと考えていたが、夫は息子に処方された医療用大麻で憂さを晴らしていた。

監督:アサフ・ポロンスキー
出演:シャイ・アヴィヴィ、エヴゲニア・ドディナ、トメル・カポン、アロナ・シャウロフ
2016年/イスラエル/98分
〔映〕17日(月・祝)10:30、〔多〕20日(木)14:30

 『市民』

長編部門『市民』

そこは生きる場所か心の在り処か?「市民」の意義を問う重厚なドラマ
政治難民としてアフリカからハンガリーに移住してきたウィルソンは、市民権を得るためのハンガリー憲法の試験に何度も失敗していた。しかし、試験対策の教師マリと出会ったことで、彼の人生は変わってゆく。

監督:ローランド・ヴラニク
出演:マルセロ・カケ=ベリ、アーグネシュ・マール、アルガワン・シェラキ
2016年/ハンガリー/109分
〔映〕22日(土)10:30、〔多〕18日(火)14:30

 『ホワイト・サン』

長編部門『ホワイト・サン』
©2016 Aadi Production and Louverture Films.

ネパールの山村に暮らす人々の心の機微を通し、内戦が残した傷跡を映し出す
ネパール人民解放軍の兵士だったチャンドラが、山の頂に住む父の葬儀のため村に戻ってくる。しかし彼は、遺体を川まで運ぶという物理的な困難だけでなく、彼をよく思わない村人との確執にも苦悩していた。

監督:ディーパック・ラウ二ヤール
出演:ダヤハン・ライ、アシャ・マグラティ、ラビンドラ・シン・バニヤ、スミ・マッラ、アムリット・パリヤール、サラダ・アディカリ、ディーパック・チェットリ、デシュバクタ・カナル
2016年/ネパール、アメリカ、カタール、オランダ/89分
〔映〕17日(月・祝)17:00、〔多〕19日(水)14:30

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