近代彫刻の巨匠ロダンの愛と苦悩に満ちた半生を描いた『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』の予告編が解禁された。

2017年11月に没後100年を迎える、“近代彫刻の父”オーギュスト・ロダン。《地獄の門》や、その一部を抜き出した《考える人》で高名な19世紀を代表する芸術家であるロダンは42歳の時、弟子入り切望するカミーユ・クローデルと出会い、この若き才能と魅力に夢中になる。本作は、パリ・ロダン美術館全面協力のもと、ジャック・ドワイヨン監督がロダンの愛と苦悩に満ちた半生を忠実に描いた。ロダンを演じたヴァンサン・ランドンは、8か月間に渡って彫刻とデッサンに没頭し、その魂までも演じきり、イジア・イジュランがカミーユを好演。

今回、解禁された予告編では、えびぞりの裸婦モデルを前に創作に没頭するロダンの姿、さらに≪地獄の門≫や賛否両論を巻き起こした≪バルザック像≫といった代表作の創作風景が映し出される。1880年のパリ、42歳を迎えたロダンが出会った愛弟子カミーユ・クローデル。互いに惹かれあい激しく愛し合う二人だが、やがて、彫刻家として名声を得たいと願うカミーユはロダンを拒絶するようになる。カミーユへの行き場を失った愛をぶつけるように、モデルたちとの官能的な絡み合いを繰り広げるロダン。愛と苦悩の日々の末、近代彫刻の父が創り上げた最高傑作誕生の瞬間とは―。

映画『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』は2017年11月11日(土)より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほか全国で公開!
監督・脚本:ジャック・ドワイヨン
出演:ヴァンサン・ランドン、イジア・イジュラン、セヴリーヌ・カネル
配給:松竹=コムストック・グループ
© Les Films du Lendemain / Shanna Besson