今回解禁された場面写真

全世界を揺るがした衝撃の実話『デトロイト』に出演するアンソニー・マッキーからコメントが到着し、併せて新場面写真が解禁された。

アメリカの近現代史を語る上で忘れることができない凄惨な暴動事件が起きたデトロイトを舞台に、連日暴動が続く中で起きた恐怖に満ちた“ある一夜”の事件を描く、衝撃の実話を映画化した本作。主演は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』『ザ・サークル』の公開が控えるジョン・ボイエガ、『なんちゃって家族』『メイズ・ランナー』『レヴェナント: 蘇えりし者』などジャンルを問わない演技が魅力的なウィル・ポールター、ジャック・レイナー、アンソニー・マッキーらが共演する。監督は、『ハート・ロッカー』で女性初のアカデミー賞監督賞に輝いたキャスリン・ビグロー。

『アベンジャーズ』シリーズのファルコン役で人気を集める俳優アンソニー・マッキーが本作で演じるのは、仕事を求めてデトロイトに来たベトナム戦争復員兵グリーン。デトロイト出身のエミネムの半生を描いた『8Mile』で俳優デビューしたアンソニー・マッキー。同作のタイトルは、デトロイト市の都市と郊外の境界線となる「8マイルロード」に由来するが、奇しくも本作『デトロイト』の舞台となる低所得者の黒人居住区と、富裕層である白人の住居エリアを隔てる道のことをさしている。

2008年、キャスリン・ビグローによって『ハート・ロッカー』に抜擢され、インディペンデント・スピリット賞助演男優賞の候補になり、その後、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(14)にファルコン/サム・ウィルソンとして登場。2018年には『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』も控え、めざましい活躍を続けている。ビグロー監督との二度目の作品となる『デトロイト』で、アンソニー・マッキーが演じているのは、自動車産業に仕事を求めてデトロイトに来たベトナム復員兵のグリーン役。アルジェ・モーテルにたまたま居合わせたために、想像を絶する“戦慄の一夜”を体験することになる物静かな男だ。

1967年7月23日、一触即発の状態だったデトロイトの黒人居住区で、白人警官による黒人の不法逮捕が行われた。激しく反発する黒人たちが大反発、瞬く間に暴徒化し放火や略奪が始まった。戦場と化した街には、市警、ミシガン州兵、米国連邦軍までが駆り出されることになった。この〈デトロイト暴動〉発生から3日目の夜、安宿のアルジェ・モーテルで発砲があったとの通報を受け、警官や州兵が現場に急行する。やがて、捜査を主導する白人警官クラウスが居合わせた全員を容疑者と断定、暴力的で容赦のない強制尋問を始める。密室と化したモーテルの壁際に並ばされた若者たちは、想像を絶する “戦慄の一夜”に直面する。誰もが容疑者と見なされ、男女、人種に関係なく尋問され、理不尽な暴力に晒されることになる。果たして、彼らはこの一夜を生き抜くことができるのか―。

「アルジェ・モーテル事件」の現場にいるかのような没入感を追究したビグロー監督は、『ハート・ロッカー』でタッグを組んだ名撮影監督バリー・アクロイドの提案で複数カメラによる同時撮影の手法を採用。若者たちが並ばされたシーンの撮影では複数のカメラがキャラクターたちを途切れることなく撮影した。この撮影手法を『ハート・ロッカー』で体験済みのマッキーは、「カメラは常に映像を撮り続けていて、決して停止することはなかった。このユニークな撮影手法によって、俳優たちはカメラに邪魔されずに自分の演技するスペースを確保することができた。カメラを意識して演技するのではなく、演劇の舞台で演じているかのように動けたんだ。一方で、どのカメラに撮られているかがわからないから、撮影が始まると100%以上のパワーで演じ切らなければならなかった。気を抜くことなく演じ続けることが、僕たちに求められていた」と、演技力を存分に発揮できると同時に、常に極度の緊張を強いられた撮影を振り返っている。

想像を絶する尋問にも自分を見失わない男グリーン役で新境地を披露しているアンソニー・マッキー。彼の誠実な演技が、映画のリアリティを更に高めていることは間違いない。

映画『デトロイト』は2018年1月26日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開!
監督:キャスリン・ビグロー
出演:ジョン・ボイエガ、ウィル・ポールター、ジャック・レイナー、アンソニー・マッキー
配給:ロングライド
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