息子を全力で守る母の“衝撃と感動”のドラマ『Ben Is Back(原題)』が『ベン・イズ・バック』の邦題で5月より公開されることが決定した。

本作は、クリスマスイブの朝にドラッグ依存症の療養施設から突如帰ってきた息子のベンと、愛するが故に息子を信じ続ける母・ホリーの愛情、そしてベンの帰宅によって、思わぬ試練が降りかかる家族の絆をサスペンスフルに描いた“衝撃と感動”のドラマ。母親ホリー役をジュリア・ロバーツ、息子ベン役をルーカス・ヘッジズ、妹アイヴィー役をキャサリン・ニュートン、継父ニール役をコートニー・B・ヴァンスが演じる。子供への愛情とは?愛と厳しさの境界線とは?いかなる事があろうとも愛する息子を守ろうとするホリーの決して諦めない愛の行く末が、観る者の心をづかむ。

どんなときでも息子の最大の味方であろうとする母親ホリー役を体当たりで演じるのは、「このストーリーにはとても胸を打たれた」と語るジュリア・ロバーツ。大ヒット作『プリティ・ウーマン』(1990)で世界的トップスターとなり、『エリン・ブロコビッチ』(2000)で第73回アカデミー賞主演女優賞を受賞、『ワンダー 君は太陽』(2018)でもハンデを抱える息子に無償の愛を注ぐ母親役を演じていたジュリアが、本作で“キャリアの頂点”と称賛される熱演を見せている。

そして、ケガの治療による鎮痛剤の過剰投与で不運にも依存症に陥ってしまい、痛々しいほどに苦しむ息子ベン役には、ジュリアの推薦がきっかけで出演が決定したルーカス・ヘッジズ。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016)で第89回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、『スリー・ビルボード』(2018)や4月公開の『ある少年の告白』など話題作に次々と出演する、世界が今最も注目する若手俳優。

さらに突然帰ってきた兄を案じながらも疑う妹アイヴィー役には、この春公開の『名探偵ピカチュウ』への出演が話題となったキャサリン・ニュートン、継父ニール役をドラマ・映画と活躍するエミー賞受賞俳優コートニー・B・ヴァンスと実力確かなキャストが好演を見せている。

また、監督・脚本を務めたのは、『アバウト・ア・ボーイ』(2002)で第75回アカデミー賞脚本賞にノミネートされ、本作でベン役を演じたルーカスの実の父であるピーター・ヘッジズ。脚本・原作を務めた不朽の名作『ギルバート・グレイプ』(1994)が世界中から称賛を集めたピーターが、再び不完全な家族たちの懸命に生きる様を見事に描き上げた。

ストーリー

クリスマスイブの朝、19歳のベンは実家に突然戻り家族を驚かせる。薬物依存症の治療施設を抜け出し帰ってきたのだ。久しぶりの再会に母ホリーは喜び、温かく迎え入れた。一方、疑い深い妹アイヴィーと良識ある継父のニールは、過去の経緯から、ベンが何か問題を起こして自分たちの生活を脅かすのではと不安に駆られる。両親はベンに、24時間のホリーの監視を条件に、一日だけ家での滞在を認めた。その夜、一家が教会でのクリスマスの催しから戻ると、家の中が荒らされ、愛犬が消えていた。これはベンの過去の報いに違いない。誰か分からないが昔の仲間の仕業だ。凍てつくような夜、ベンは犬を取り戻しに飛び出す。それを追うホリー。ベンが過去を清算しようとする中で、息子の人生を食い荒らす恐ろしい事実を知るホリーは、ベンを救うことが出来るのは自分だけであることに気づき、全力で守ることを決意する。だがベンはホリーの前から姿を消してしまう・・・。

映画『ベ・イズ・バック』は5月よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開!
監督・製作・脚本:ピーター・ヘッジズ
出演:ジュリア・ロバーツ、ルーカス・ヘッジズ、キャサリン・ニュートン、コートニー・B・ヴァンス
配給:東和ピクチャーズ
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