1980年代ホラーのスタイルと精神を今に甦らせた思春期映画『サマー・オブ・84』の本編映像が解禁された。

1980年代へのオマージュを捧げたジュブナイル&スラッシャー映画である本作。郊外に暮らす思春期真っ只中の15歳のオタク少年が、ひょんなことから隣に住む警察官が実は連続殺人犯なのではと疑いを抱き、メガネ・デブ・不良の親友3人とともに極秘捜査を開始する。仲間たちの友情、恋、家庭環境などを子供目線で細やかに描き、観る者を“あの時代”へとスリップさせる映像世界は、クライマックスで驚くべき急展開を迎え、しばし言葉を失うほどの容赦ない残酷なエンディングへ突き進んでいく―。監督を務めたのはROADKILL SUPERSTARS(RKSS)というユニット名で数多くの短編を手がけたのち、SFアクション『ターボキッド』で長編デビューを飾ったフランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル、ヨアン=カール・ウィッセル。

今回解禁された本編映像は、地元で起こった連続殺人事件のニュースに「めっちゃクールだ」と興奮するオタクのデイビーに対して、メガネのファラディ、デブのウッディ、不良のイーツは自分たちには関係ないと相手にしない、それでも「地元で起きた大事件だぞ」「連続殺人鬼だぞ」と声を荒げるデイビーだが、突然「オッパイが見えそうだぞ」と双眼鏡を覗き込むファラディ。デイビーの隣に住むマドンナ的存在のニッキーの着替えシーンに、事件の話そっちのけで飛びつく4人。純粋無垢な好奇心と思春期ならではの女の子への強い興味が同居するクスっと笑えてどこか微笑ましいシーンとなっている。

映画ではその後、デイビーたちは隣に住む警察官のマッキーが連続殺人犯ではないかと極秘捜査に乗り出し、徐々に事件の真相へと迫っていくが、ついに犯人の魔の手はデイビー達に襲い掛かる。真犯人の正体は?デイビー達は生き残ることができるのか?

本編映像

映画『サマー・オブ・84』は2019年8月3日(土)より新宿シネマカリテほか全国で順次公開!
監督:RKSS(フランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル、ヨアン=カール・ウィッセル)
出演:グラハム・バーチャー、ジュダ・ルイス、ティエラ・スコビー、リッチ・ソマー
配給:ブロードウェイ
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