第33回東京国際映画祭「ジャパニーズ・アニメーション」部門上映作品『劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー/魔進戦隊キラメイジャー エピソード ZERO【スーパー戦隊 MOVIE パーティー】』のトークショーが11月5日(木)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、一ノ瀬颯、小宮璃央が登壇した。

今年の「ジャパニーズ・アニメーション」部門は、日本のアニメーション・VFXから生まれ、世界に羽ばたいたキャラクターにフォーカス。アニメーションでは「劇場版『ポケットモンスター』」、VFXでは、生誕45周年を迎えたシリーズ「秘密戦隊ゴレンジャー」を中心にスーパー戦隊シリーズを特集上映。“スーパー戦隊MOVIEパーティー”と装いも新に再登場した本作では、2019年3月から2020年3月まで放送された「騎士竜戦隊リュウソウジャー」、そして2018年2月から2019年2月まで放送された「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」が登場。3大スーパー戦隊の活躍がスクリーンに登場し、騎士・快盗・警察が入り乱れる熱くクールなバトルが繰り広げられる。

イベントに登壇したのは、リュウソウレッド/コウ役の一ノ瀬颯、キラメイレッド/熱田充瑠役の小宮璃央の2人。2019年より放送された「騎士竜戦隊リュウソウジャー」に出演した一ノ瀬は「あの瞬間は一生忘れられないと思います。今でも鮮明に思い出します」と役が決まった時の事を振り返り、「受かったと聞いたときは鼻水も涙も何も止まらなかった。それくらい感動したことなので」と感慨深げに語った。

今年3月より放送が開始された「魔進戦隊キラメイジャー」に出演する小宮は「鮮明に覚えています。一年前の今頃、“配役が決まりました”と。がんばるしかないという不安とワクワク感を覚えながらうれしかったのを覚えています」と笑顔で振り返った。現在17歳の小宮は、子どもの頃に見ていたスーパー戦隊として松坂桃李が出演していた「侍戦隊シンケンジャー」を挙げ、「小さい時からかっこいいイメージがあった」と語った。

劇中では、一年先輩にあたる「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」と共演している一ノ瀬。“先輩戦隊との共演は?”と聞かれた一ノ瀬は「さすがだなと思いました。(本作)VSに至るまで、時間が空いていると思うし、その間に違うお仕事をされている。それでも一年間やったことは残っているんだなと感じました」と称賛した。

一方で、本作でTVシリーズに先駆けて出演することになった小宮は「先行公開という形でレッドが出たのは初めてでうれしいです。なかなかそういう経験をいただけることはないので」と満面の笑みを浮かべつつも、“本作を見返しますか?”という質問には「恥ずかしくて見られないです(笑)5年後とか10年後かになったら見れると思うんですけど」と照れ笑いを浮かべた。

また、先輩から後輩へのアドバイスとして、一ノ瀬からは「一年間役を大事にすることを覚えたら、何をするにも絶対に役立ってくると思う。毎日大事に」とエールが贈られ、これに小宮は「なかなかこういう機会がないのでありがたいです」と返し、「熱田充瑠が愛されるようにがんばります」と決意を新たにする場面もあった。

現在放送中の「キラメイジャー」だが、いよいよ後半戦に突入していることで「本当にあっという間でした」と今の心境を語る小宮。さらに「今後どうなっていくか予想もつかない展開になっていくと思うので、僕も飽きられないように、これから愛されるようにがんばっていくので見ていてください」とコメント。最後に一ノ瀬は「これからもスーパー戦隊を愛してください」と挨拶をした。

【写真・文/編集部】

『劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー/魔進戦隊キラメイジャー エピソード ZERO【スーパー戦隊 MOVIE パーティー】』
『劇場版 騎士龍戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー』
監督:渡辺勝也
出演:一ノ瀬颯、網啓永、尾碕真花、小原唯和、岸田タツヤ、兵頭功海、伊藤あさひ、濱正悟、工藤遥/結木滉星、横山涼、奥山かずさ、元木聖也
『魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO』
監督:山口恭平
配給:東映
スーパー戦隊MOVIEパーティー©テレビ朝日・東映AG・東映©2020テレビ朝日・東映AG・東映

第33回東京国際映画祭は2020年10月31日(土)~11月9日(月)に六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催!
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