全世界で大ヒットのゲームをハリウッドが実写映画化した『モンスターハンター』の本編映像が解禁された。

2004年に第1作が発売されて以来、シリーズ累計販売本数6,500万本(2020年9月30日現在)を誇る大ヒットゲームシリーズ「モンスターハンター」は、雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かう“ハンティングアクション”という新たなゲームジャンルを確立。ハリウッドで実写映画化された本作のメガホンをとるのは、『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン。主人公には、『バイオハザード』シリーズの主人公アリス役のミラ・ジョヴォヴィッチという最強タッグに加え、トニー・ジャー、ロン・パールマンという錚々たる面々が名を連ねる。女優・山崎紘菜が本作でハリウッド映画進出を果たす。

本作ではディアブロス亜種、ネルスキュラ、アイルー、ほかにも数多の人気モンスターがスクリーンで大暴れしているが、「実写で動くリオレウスは必見!」、「クソ強リオレウスが超カッコいいので観に行く価値大アリ」、「初心者の頃リオレウスに対し抱いていた絶望や恐怖を思い出す事が出来る」と観る者にひと際インパクトを与えているのが”火竜””空の王者”などと呼ばれるリオレウス。巨大さもさることながら、頑丈な鱗で覆われる濃赤と漆黒のボディが特徴的な「モンハン」シリーズでも最も有名なモンスターの1体だ。

今回解禁された本編映像でも、強い雨が降りしきるなか、不穏な音を響かせるリオレウスだけを警戒していたにもかかわらず、恐ろしいパワーとスピードで放たれた火炎ブレスで一瞬のうちに2人が餌食に…。獰猛に雄たけびをあげ、主人公アルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)とハンター(トニー・ジャー)を追い詰めるリオレウスは、「こっちだ」とひきつけた大団長の渾身の一撃さえもサラリと交わし火炎ブレスで返り討ち。弱点は”火を吹く前”だというが、絶望的なまでの差を見せつけるこの強大な敵を倒す術は果たして・・・。

本作のプロデューサーであり、VFXを手掛けた制作会社”Mr.X”のアニメーターでもあるデニス・ベラルディは、「リオレウスが持つパワーと獰猛さの表現に焦点を当てた。その大部分は目に宿らせた。ハンターとリオレウスとの間で表現できるようにしたかった」と表情豊かで恐ろしいモンスターになるよう特に力を入れたそう。このシーンはまさに、吠え姿の貫禄、ギラリとにらみつける鋭い眼光の凄みといったベラルディが込めたこだわりを感じさせ、ファンが唸るのも納得の仕上がりだ。

本編映像

映画『モンスターハンター』は公開中!
監督・脚本:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、トニー・ジャー、ティップ・“T.I.”・ハリス、ミーガン・グッド、ディエゴ・ボネータ、ジョシュ・ヘルマン、オウヤン・ジン、山崎紘菜、ロン・パールマン
配給:東宝=東和ピクチャーズ共同配給
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