東映株式会社は、2023年7月1日付でキャラクター戦略部を新設し、主力ビジネスの一つであるキャラクタービジネスをより強化し、収益の最大化を目指す。

キャラクター戦略部の新設は、2月に発表した中長期ビジョン「TOEI NEW WAVE 2033」で示した重点施策「映像事業収益の最大化」「IPライフサイクルの長期化」「グローバル展開へのチャレンジ」を推進するため、キャラクタービジネスを戦略的かつ統合的に展開していくことを目的としている。

『平成仮面ライダー』シリーズをはじめ数々のキャラクター作品をプロデュースしてきた白倉伸一郎上席執行役員が部長を務め、スタッフには二次利用セクションのスペシャリストを配している。今後、キャラクター戦略部を中心に当社グループ内の各セクションを横断してキャラクタービジネスを進めることで、意思決定を迅速化し、業務の全体最適化を図ることで、個々のキャラクターIPの収益最大化を目指す。

また、アジア、中南米、欧米に向けたキャラクタービジネスのエリア戦略を検討立案し、グローバル展開を加速していく。