『カラダ探し』の公開記念舞台挨拶が10月15日(土)に丸の内ピカデリーで行われ、橋本環奈、眞栄田郷敦、山本舞香、醍醐虎汰朗、横田真悠、羽住英一郎監督が登壇した。

原作は、小説投稿サイト「エブリスタ」で人気No.1の携帯小説として話題となり、2014年には村瀬克俊による漫画版が漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」(集英社)で連載。橋本環奈演じる主人公の女子高生・明日香の生活は、ある日学校にいるはずのない幼い少女から「ワタシのカラダ、探して」と不気味な言葉を言われた日から一変してしまう。その日深夜0時を迎えた瞬間、気付くと明日香はクラスメイト5人と共に深夜の学校に。その後突如全身が血で染まった少女“赤い人”が現れ、全員を次々に殺していく…。そしてその日から、6人は同じ日を繰り返すこととなるのだった。明日を迎える唯一の方法は、校内に隠された、とある少女のバラバラにされた”カラダ”をすべて見つけ出すこと―。

冒頭ではMCが本年度の紅白歌合戦の司会を務めることに触れると「ありがとうございます!がんばります!」と笑顔の橋本。橋本は「北九州のオールロケで、基本みんなでずっと一緒にいて、休みの日も3人で買い物行ったり過ごしたり。お風呂入ったり寝るまで一緒で、また朝から一緒で、1か月半の撮影期間と思えないくらい濃い期間を過ごせた」と振り返り、「仲良くなっていく関係性が映画とリンクしていて」と撮影の日々を振り返った。

本作の羽住監督の作品が俳優を始めるきっかけだったという眞栄田は「思い入れのある作品なので公開されて嬉しい」と喜んだ。山本は「私にとって本当に大切。こんなに共演者のみんなと仲良くなることもなかった」と明かし、醍醐も「信頼できる仲間ができた」とチーム感の良さをうかがわせた。

高校時代の思い出として、既に仕事を始めていた橋本は福岡の高校に通っており、「久しぶりに学校に行ったら更地になってました。学校がなくなってました。建て替え工事で」と驚きのエピソードを明かした。橋本と同じく「私も飛行機通学」という山本には「飛行機通学流行ってるもの?」と笑いを誘った。

一方で「部活にめちゃめちゃ時間を費やしてた。今思うと青春だったと思います」と話す眞栄田は「吹奏楽部だったんですけど、体育の時間は一番テンション高かった」と明かすと、共演者からは驚きの声が上がった。さらに醍醐が「ヤドカリしてて…」と話すと思わず見つめ合う共演者に醍醐が「友達の家によく(行っていた)」と説明し、「あだ名がヤドカリって言われてて。学校の近くに友達の家があったので、帰るのが面倒くさくて友達の家にずっといる」と明かした。

また、イベントでは、本作の主題歌・挿入歌を担当するAdoからの音声コメントが流され、橋本は「映画をおもしろいと思ってくださって嬉しい」と喜びを見せた。

最後に眞栄田は「すごくすごく大切な作品になりました。たくさんの方々に見ていただけるようみなさんの力をお借りしたいです。大ヒットして、可能なら続編をやれるように、僕たちも引き続き魅力を伝えていきたいです」、橋本は「アトラクション感覚で楽しめる作品です。ホラーが苦手でも、観終わった後に純粋におもしろかった、楽しかったと思える作品です。ホラー的なリアルな描写はしっかりと描かれています。撮影期間6人で和気あいあいとしながらも海のシーンとかを撮って、カラダ探しをしている間はしっかりと戦いながら本気で挑んだ作品です」と本作をアピールした。

【写真・文/編集部】

『カラダ探し』はり全国で公開中!
監督:羽住英一郎
出演:橋本環奈、眞栄田郷敦、山本舞香、神尾楓珠、醍醐虎汰朗、横田真悠
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2022「カラダ探し」製作委員会